目次
第1部 オリヤ・ナショナリズムの形成過程(1860年代‐1900年代初頭)(形成期の言語アイデンティティ(1860年代後半‐1870年)―オリヤ語運動とその背景
オリヤ・ナショナリズムの場(1870年代‐1880年代)―オリッサ地方における公共圏の形成期
周辺地域と中心地域のオリヤ・ナショナリズム(1890年代‐20世紀初頭)―中央州サンバルプル県の言語問題を通して)
第2部 オリヤ・ナショナリズムとインド・ナショナリズム(1900年代初頭‐1930年代初頭)(オリヤ・ナショナリズムとインド・ナショナリズム(1900年代‐1920年)―ウトカル統一協議会と反英運動
重層的ナショナリズムの確立(1920年代)―ゴポボンドゥ・ダースを手がかりに)
第3部 オリッサ州の設立過程における境界問題と重層的ナショナリズムのジレンマ(1920年代‐1930年代)(重層的ナショナリズムのジレンマ(1920年代‐1930年代)―議会政治と憲政改革におけるオリッサ統合運動
心情の境界と近代の境界―オリッサ境界委員会による州境界画定案をめぐって
未完の境界―南部オリッサにおける州境界問題を中心に)
著者等紹介
杉本浄[スギモトキヨシ]
1969年、佐渡に生まれる。2005年9月、東海大学大学院文学研究科文明研究専攻博士課程後期修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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