目次
部分的可干渉な光による干渉と回折(実非単色場に対する複素表現;光束の相関関数 ほか)
厳密な回折理論(境界条件と表面電流;平面スクリーンによる回折:Babinetの原理の電磁形式 ほか)
超音波による光の回折(現象の定性的な記述とMaxwellの微分方程式に基づく理論の要約;超音波による光の回折の積分方程式による取り扱い)
非均一媒質による散乱(散乱のスカラー理論の基礎;散乱ポテンシャル再生のための回折型断層撮影法の原理 ほか)
金属光学(導体内の波動伝播;金属表面における屈折と反射 ほか)
結晶光学(非等方媒質の誘電テンソル;非等方媒質内における単色平面波の構造 ほか)
著者等紹介
Born,Max[BORN,MAX][Born,Max]
20世紀において最も有能かつ大きな影響力を持った科学者の一人。量子力学の基礎的な研究に対してノーベル賞を与えられたが、例えば結晶の格子力学のような他の物理分野においても多大の貢献をしている。G¨ottingen大学で理論物理の主要な学科を創設したが、これは物理学の発展に多大な貢献を残した。1936年から引退する1953年まで、Edinburgh大学の自然科学部門のTait Professorであった。360編の論文と30冊の著書を残している。ノーベル賞以外にも多くの賞を受賞している。例えば世界学術会議正会員に選ばれ、また、多くの名誉学位を授けられている
Wolf,Emil[WOLF,EMIL][Wolf,Emil]
現在Rochester大学の光物理のWilson Professor。Bristol大学から理学士(B.Sc.)と哲学博士(Ph.D.)を受け、Edinburgh大学より理学博士(D.Sc.)を与えられた。光学への多大な寄与はよく知られており、それにより多くの賞を受賞しているが、その中には7つの名誉博士号も含まれている。1978年には米国光学会の会長を勤め、現在は、同学会のみならずインドおよびオーストラリア光学会の名誉会員でもある
草川徹[クサカワトオル]
1943年生まれ。1966年早稲田大学理工学部応用物理学科卒業。1971年早稲田大学大学院博士課程修了。1972年早稲田大学より「光学系の最適化に関する研究」により博士号を取得(理学博士)。東海大学工学部応用理学科光工学専攻教授を経て、2005年3月退官。現在は、光学関連の技術アドバイザーとして活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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