ひとりで読むことからピア・リーディングへ―日本語学習者の読解過程と対話的協働学習

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  • サイズ A5判/ページ数 201p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784486016663
  • NDC分類 817.5
  • Cコード C3081

内容説明

本書は日本語学習者が日本語で読むという活動をどのように行っているのか、そのプロセスの解明を試みたものであり、また、その成果を日本語教育の現場に生かすために「ピア・リーディング」という活動を提案するものである。

目次

序章 問題提起(読むことの難しさとは;読み手は読みの過程で何をしているのか;読解授業に関する疑問)
第1章 読むこととは(読解過程のモデル;スキーマ理論による読解研究 ほか)
第2章 日本語学習者はどのように読んでいるか―日本語学習者の読解過程(読みの過程を知ること;日本語学習者の読解過程および優れた読み手の特徴;内部リソースおよび外部リソースの利用と知識獲得;読解過程における自問自答と問題解決方略)
第3章 ピア・リーディング―協働的読解活動の提案と試み(ピア・リーディングの提案;ピア・リーディングの試み;ピア・リーディングの実践―読解授業における協働的学習)
終章 読解授業におけるピア・リーディングの意義と可能性(ピア・リーディングの特徴;ピア・リーディングにおける仲間の学習者 ほか)

著者等紹介

舘岡洋子[タテオカヨウコ]
東海大学留学生教育センター教授、文学研究科日本文学専攻(日本語教育学)兼担教授。東京外国語大学スペイン語学科卒業。早稲田大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(学術)。1987年よりアメリカ・カナダ大学連合日本研究センターにて、日本研究を志す学習者への日本語教育に従事。2001年東海大学助教授、2002年より現職。専門は日本語教育学、第二言語習得研究、教育心理学
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tres tristes tigres

0
ピアラーニングを日本語の授業で行うなら読んでおいた方がいい本。

sachitombow

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読解過程のプロトコル分析がとても興味深かった。 後半のピアリーディングの実践はなるほどこういうやり方があるのかと納得した。 すぐに同じようにはできないし、もっと協同学習について深く理解しなくてはいけないと思う。今後も深めていきたいテーマだ。2019/01/06

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