出版社内容情報
本水路と16分水路を多数の図・写真・データで紹介。
目次
1章 玉川上水のあらまし(玉川上水の創設と沿革;武蔵野台地の地形と水 ほか)
2章 玉川上水・本水路の機能と形状(水路空間の機能をさぐる;水路空間の活性化にむけた環境調査 ほか)
3章 分水路の配置とその空間(調査の目的と方法;分水路現地調査記録図 ほか)
4章 分水路と河川の水の結合ルートをさぐる(分水路の配置特性に着目した背景;玉川上水系分水路配置の状況と調査内容 ほか)
著者等紹介
渡部一二[ワタベカズジ]
1938年北海道小樽市に生まれる。愛知県五十崎町、小田川のほとりで育つ(少年期12年間)。1963年前橋市立工業短期大学卒業。(現.前橋工科大学)1967年日本大学理工学部建築学科卒業、同年から内井昭蔵建築設計事務所に勤務、1969年東京芸術大学美術学部修士課程入学(建築学、環境設計専攻)し、1972年卒業。この間、国内およびインド、イタリア、スイス、フランス、アメリカの大都市の「水造形」調査、研究に歩く。1973年より多摩美術大学美術部、建築学科専任講師を経て、現在、水環境造形研究会会長、多摩美術大学教授。1992年農業用水路の多面利用に関する研究をまとめ「農学博士」の学位を得る。水造形の作品に、神戸ポートアイランド博覧会「ハートピア館」の水の広場設計を担当。荒川区立遊園内「水の塔」のデザイン。郡上八幡町内の「ポケット・パーク」設計。「濯川蘇生計画」(武蔵学園キャンパス内)計画。「せゝらぎ遊園の街」(甲良町)調査・計画
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