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イルカ・クジラ学―イルカとクジラの謎に挑む

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  • サイズ A5判/ページ数 265p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784486015932
  • NDC分類 489.6
  • Cコード C1045

出版社内容情報

謎と神秘に満ちたイルカ・クジラの世界。第一線の研究者が最新の研究を紹介する。

内容説明

能力、生態、体、数にせまる。イルカを研究したい、クジラを調べたい人のための最新学。

目次

イルカ・クジラ学とは何か
第1部 イルカ・クジラの能力に迫る(イルカは鳴き声で何を伝えているのか―音響行動;イルカは何を見ているか―視覚 ほか)
第2部 イルカ・クジラの生態に挑む(1枚の写真からイルカやクジラの移動を探る―分布生態;鯨類が海洋生態系で果たす役割の謎に挑む―摂餌生態 ほか)
第3部 イルカ・クジラの体を探る(化石が物語る鯨類の進化と多様性―系統分類;イルカの体に秘められたしくみの妙―形態とその機能)
第4部 イルカ・クジラの数を数える(ハンドウイルカの長期観察に挑む―個性群動態;クジラの数を数える―個体数推定)
第5部 イルカ・クジラの最新学(DNAから探る鯨類の群れ―系統分類;ミンククジラの体外受精に挑む―繁殖生理)

著者等紹介

村山司[ムラヤマツカサ]
1960年生。東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程修了、博士(農学)。東海大学海洋学部助教授。専門は魚類および鯨類の繁殖生理学、感覚生理学、認知科学

中原史生[ナカハラフミオ]
1968年生。東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程修了、博士(農学)。常磐大学コミュニティ振興学部専任講師。専門は動物行動学、生物音響学、特に鯨類の音響行動

森恭一[モリキョウイチ]
1965年生。東海大学大学院海洋学研究科博士課程修了、博士(水産学)。小笠原ホエールウォッチング協会主任研究員・東海大学海洋学部非常勤講師。専門は鯨類生態学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

猫草

2
クジラに興味があるので読んでみたが もっと知りたい。2024/08/22

サメ社会学者Ricky

1
サメと同じ高次捕食者にあたる鯨類のお勉強。この本で「まだ解明されていない」となっていることのいくつかは多分もう研究が進んでると思うけど、仮説と予想される反論の考え方はすごく参考になった。2017/07/22

しゅう(callette)

1
本当に鯨類を勉強したい人向けの本だったので、最後のほうは流し読みしてしまった。個体数推定などの手法は他の動物にも応用できるし勉強になる。どちらかというと前半の至近的な話のほうが面白かった。2014/03/30

どて

0
章ごとに著者が異なるため、まずはザラッと見渡して、興味のあるところから読んでいくのが吉。また、クジラやイルカの種族名は出てくるけど、画像が無いため、PCか図鑑片手に、具体的な色、形、大きさ等を想像しながら読める環境で読むと捗る。文章は砕けていて読みやすい。それぞれの著者がそれぞれの専門分野について記述しているため、章の後半の内容は結構込み入ってくる。入門用としては、分野の偏りや内容の奥深さからいって適さないと思います。あと、クジラがウシ科だという事実にビックリした。(この本の論旨とは全く関係ないが)2013/02/15

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