アリストクセノス『ハルモニア原論』の研究

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アリストクセノス『ハルモニア原論』の研究

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  • サイズ A5判/ページ数 389,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784486015352
  • NDC分類 761
  • Cコード C3010

内容説明

本書は、アリストクセノスの『ハルモニア原論』の総合的な研究である。本書の執筆に当たって、筆者は理論(楽理と哲学)と古典研究の双方に定位して、古代ギリシアの音楽の実情の一端に触れると共に、楽理による哲学の議論の立体化を図った。

目次

序論 忘れられた哲学者
第1章 アリストクセノスの生涯と著作
第2章 先行思想
第3章 『ハルモニア原論』のテキスト
第4章 『ハルモニア原論』の理論構成
第5章 『ハルモニア原論』の哲学―楽音の実体論
翻訳 アリストクセノスハルモニア原論

著者等紹介

山本建郎[ヤマモトタツロウ]
1940年東京生まれ、本籍和歌山県(当時)。1964年東京大学文学部哲学科卒業。1969年東京大学大学院人文科学研究科博士課程を経て、秋田大学教育学部講師(哲学研究室)。1991年ケンブリッジ大学客員研究員(~92年)。現在、秋田大学教育文化学部教授(欧米文化講座)
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