内容説明
不思議なハエの生態。身近でもほとんど知られていないハエの生活にせまる15話。
目次
ハエとはなにか
結婚の贈り物をするハエ―オドリバエの求愛給餌
高原にすむハエの話―ショウジョウバエ
花にすむハエ―ショウジョウバエ
吸血するハエ―トリキンバエ類
寄生者として生きる―ヤドリバエの生活
貝を食べるハエ―ヤチバエの生活
ヒメイエバエの話
放牧地のハエ―ヒメフンバエ
牛眼虫(線虫)を媒介するハエ―ノイエバエ〔ほか〕
著者等紹介
篠永哲[シノナガサトシ]
1936年生まれ。愛媛大学文理学部卒業。現在、東京医科歯科大学大学院国際環境寄生虫学分野助教授、医学博士。専門は、衛生昆虫学、特にハエ類の分野、生態、防除に関する研究、日本から東南アジア、南太平洋地域で野外調査を行い、各国のイエバエ科についてまとめている。主な著書に『節足動物と皮膚疾患』(共著、2000、東海大学出版会)、『日本の有害節足動物』(共著、1999、東海大学出版会)、『Fauna Japonica,Muscidae I』(啓学出版、1971)
嶌洪[シマヒロシ]
1944年生まれ。九州大学大学院農学研究科博士課程中退。現在、九州大学大学院比較社会文化研究院教授、農学博士。日本から東南アジア、南太平洋の各地で野外調査を行い、高等ハエ類(主にヤドリバエ科)やチョウ類(ジャノメチョウ科など)を主な材料として、系統分類と生物地理についての研究を進めてきた。近年は中国での調査の機会が多く、日本の高等ハエ類の起源と系統関係を、中国との関連で再考している。主な著書に『世界蝶の百科―資料解説篇』(共著、1978、秀潤社)、『Biology of Butterflies』(共著、1984、Academic Press)、『蝶類学最近の進歩』(共著、1988、日本鱗翅学会特別報告)
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ミツツ
關 貞浩
ya
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