内容説明
FSA(留学生アドバイザー)自身が留学生アドバイザーという仕事に関する理解をより深めると同時に、FSAとしての能力を伸ばすことに主眼をおく。前半ではより理論的な議論の展開をめざし、後半では実践に役立つような内容を盛り込む。
目次
1章 FSAを取り巻く状況の変化
2章 FSAの仕事と立場
3章 FSAに求められる資質
4章 FSAに求められる姿勢と役割
5章 FSAに求められる知識
6章 FSAに求められるスキル
7章 FSAとしての実践
8章 終わりに
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nobu A
7
珍しいタイトルに惹かれて手に取った。ゲーリー・アルセン著書の翻訳版。99年刊行。原書著者がアイオワ大学の留学生アドバイザーだった(既に退官)と知って不思議な縁を感じる。米国滞在中、UIにはよくバドミントンの練習に通ったのを懐かしく思う。現在、アメリカには百万人の留学生がいるので当然FSAの仕事も随分と確立されているのではないだろうか。日本も少子化と相まって「留学生30万人計画」で留学生数を増やそうしているが、FSAの仕事や受入体勢の整備が進んでいるのだろうか。そのような視点でパラパラ読み読了。2023/03/11