内容説明
本書の内容はおおよそ三つの分けられます。著者の専門に関係したドキュメンタリーで、潜水艦を使った重力調査の始まり、船を使った海の調査と成果について、海と空と鳥と、呉越同舟した他分野の人達から得た雑学をスープに、地球の変遷と人の考えのかかわりあいからなる、本書のソフトな部分、恩師、親父さんへの賛美です。
目次
海洋重力測定のはじまり
初代「拓洋」を思う
忘れがたい地の果ての国
海の研究
白鳳丸航海記
海の底の話
海で過ごした10年と日本近海重力地図の刊行
船酔い
キツネつきの話
セブをなつかしむ〔ほか〕