内容説明
第1部 環境と倫理;第2部 ディープ・エコロジーと自然観の変革;第3部 エコロジーと女性―エコフェミニズム;第4部 宗教・芸術と環境観;第5部 日常生活と環境思想
目次
95.5.10
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kogyo_diamond
1
実に色気のない装丁と謎のフォントのデカさに絶句するが、まずなかなか翻訳が手に入らない論者の貴重なアンソロジーを出版してくれた東海大学出版会に感謝。レオポルド土地倫理を知ることが目的だったがエコフェミニストのイネストラ・キングの強烈さに慄きいよいよ環境倫理の沼に引き摺り込まれた感がある。彼女の言う再魔術化と落合の魔法の世紀の接点はインドラの網?ひとえに環境倫理と言ってもこれだけ多様な主張があるとは驚いた。脳内混線中。環境問題全体論とは相反するヴィーガニズムが今や実践のひとつとして内包され骨抜き状態。恨めしや2022/03/25