内容説明
本書ではヒトの視聴覚の能力に由来する伝送システムの具務条件、伝送媒体を始めとするサブシステムの機能と性能、ならびに電気信号の品質の評価などを通じて、初学者が伝送システムの全体像を的確に把握できるように、広範な学術体系を整理してみた。
目次
1 いとぐち(情報の伝送とは;電気通信の態様 ほか)
2 信号の性質(信号と雑音;波形とスペクトルの対応)
3 伝送媒体(伝送媒体の具備条件;平衡対における伝搬 ほか)
4 伝送回路(伝送回路と伝送量;線形時不変回路の基本的性質 ほか)
5 変調と多重化(変調と多重化の意義;アナログ変調 ほか)
6 中継増幅(中継増幅の必要性;ディジタル信号の中継増幅)