内容説明
本書は、動物と堆積物、生痕化石についての筆者個人の見解を記した本で、他の多くのひとびとの視野や見解との調整をこころみていない。いわば生痕学の一般的な紹介というよりも、むしろ生痕学を専攻する学生の講座用教科書として、執筆されている。
目次
第1部 生痕学(動物と堆積物との関係;堆積物をかき乱すもの;蠕虫類の働き;いくつかのよく知られた掘進動物;バイオターベーションと群集生態学)
第2部 古生痕学(化石になることを制限している条件;若干の生痕学上の原理;生痕分類学と分類;生痕化学の層位学と行動学;生痕化石群集―多様性と生痕相;ボーリングコア中の生痕結構と生痕化石)
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