目次
1 総説―日本近海における海底火山活動とこれにともなう諸現象
2 明神礁―1952~1953年噴火と第5海洋丸の遭難・1970年の再噴火
3 西之島新島―1973~1974年噴火と新島の誕生
4 福神海山―1973年の活動活発化から1982年の沈静まで
5 南日吉海山―1977年の活動と同年3月の総合調査
6 海徳海山―1984年活動とその当時の監視体制
7 福徳岡ノ場海底火山―とくに1986年の活動活発化にともなう新島の生成とその消滅
8 伊豆半島東方沖海底火山―1989年7月まったく新しく誕生した海底火山
9 鹿児島湾北部―1977、1978年の海底噴気孔潜水調査を中心として
10 薩摩硫黄島沖(昭和硫黄島)―1934年の昭和硫黄島の生成と海岸で生成する変色海水
11 三宅島沖―1983年噴火にともなって海岸に生成したタフリングとその消滅
12 伊豆大島沖―1986年噴火時沿岸各地に発生した変色海水の調査
13 海底火山の観測法―方法の進歩と適用範囲の拡大
14 海底火山観測の問題点と将来―防災・新島帰属・海底資源