内容説明
計算機の進歩はまことに驚くべき速度であり、その影響を直接受けるレンズ設計も日進月歩が現状である。本書では、数式の取扱いはできるだけ丁寧に行うように心掛け、証明なしで結果だけを引用することは厳に避けた。各章末には、本文で解説したアルゴリズムをFORTRANでコーデイングし、実務用プログラムとして掲載した。
目次
第1章 近軸理論の基礎
第2章 近軸理論の応用
第3章 光線追跡(共軸球面系の追跡;非球面の追跡;非共軸系の追跡;スキュー光線の非点収差;光線初期値の設定;光線追跡プログラム)
第4章 Seidel収差係数
第5章 光学薄膜(透明多層膜;光学薄膜の応用)