内容説明
日本文化史学の権威が、世界に開かれた心を以って、学界の定説・常識を破り独創的見解を連ねて、日本文化の展開と特色―日本の心と形―を、体系的に、説き明かした画期的労作。
目次
第1講 始原時代(大和時代)の文化
第2講 奈良時代の文化
第3講 平安時代の文化
第4講 鎌倉時代の文化
第5講 室町時代の文化
第6講 戦国―江戸時代の文化
第7講 東京(明治・大正・昭和)時代の文化
第8講 神道史の展開―カミと日本文化
第9講 日本仏教史の展開―仏と日本文化
第10講 日本儒教史・キリスト教史の展開―天・デウスと日本文化
第11講 日本文化史と日本文化と特徴(上)―世界と世界史から見た日本文化
第12講 日本文化史と日本文化の特徴(下)―日本文化の特質とその展開
補講 文化史学的思考