進化論の基盤を問う―目的論の歴史と復権

進化論の基盤を問う―目的論の歴史と復権

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  • サイズ B6判/ページ数 313p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784486009696
  • NDC分類 112
  • Cコード C0010

内容説明

古代ギリシァから近代のダーウィニズムに至るまでの目的論的思考の展開・盛衰を概観し、その上で、現代の反目的論的進化論や科学論を批判し、人間の生き生きとした現実把握と調和する生命観、自然観、科学観を確立すべく、目的論的思考の復権を説く。

目次

第1部 目的論の歴史的展開(プラトンの目的論の構想;アリストテレスの目的論的自然観;古代後期における目的論の拡大と、スコラ哲学における目的論の存在論的・神学的基礎づけ;近代初期に至るまでの目的論的思考の危機と無力化;ライプニッツとカントにおける、目的論と普遍的機械論との仲介の試み;ドイツ観念論における目的論―フィヒテ、シェリング、ヘーゲル;19世紀における自己保存目的論の徹底化と破壊―ショーペンハウアーとニーチェ)
第2部 反目的論批判と目的論の再発見(19、20世紀における反目的論の執行;反目的論主義批判;再発見された目的論)

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