内容説明
銀行とヘッジファンドの危険な賭けと甘い罠に気をつけろ！日本のビッグバンへの教訓。投資失敗のケーススタディ。
目次
第１章 金融黙示録
第２章 デリバティブと投機の事件史
第３章 底知れぬ恐怖の取引
第４章 奇人・変人、ウォール街に集まる
第５章 「間に入って、金をふんだくれ」
第６章 「君はポーカーをやるかね？」
第７章 トレーダーはこうしてつくられる
第８章 気がつけば損失が拡大
第９章 黄金の軍団
第１０章 責任は誰にあるのか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
葵堂
1
20年ばかし前の著作なので情報などは古いが、デリバティブという大量破壊兵器の魅力と恐ろしさを知らしめるには充分な力を持つ一冊。とてつもない額の金が弄ばれたり捨て去られたり掠め取られたり。金融は重要だが、恐ろしい存在である。2015/11/01
