キャサリン・グラハム わが人生

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キャサリン・グラハム わが人生

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  • サイズ B6判/ページ数 673p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784484971100
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0098

内容説明

愛した、涙して、戦った!ワシントン・ポスト紙、ニューズウィーク誌社主ワーキング・ウーマンの先駆者が語る波瀾万丈の半生。アメリカで40万部突破の大ベストセラー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Miyoshi Hirotaka

27
アルザス・ロレーヌに由来するユダヤの名家が米国に移住。一族は繁栄し、父の代でも成功し、ワシントン・ポストを買収。企業のオーナーが父、夫、本人、息子と引き継がれてゆく三世代に亘る物語。夫の自殺を境に二つの人生を生きた女性の一代記でもある。第一次世界大戦後のドイツの新聞社はユダヤ資本に買収された。自国に自虐的な論調は国民の不満を生み、ヒトラーの勢力伸長を後押しした。米国では時の権力と密接に結びつき、買収戦略により強大化し、第四の権力になった。ワシントン・ポストはウォーター・ゲート事件で政権に対し牙を剥いた。2017/09/10

sasha

10
現在公開されている映画「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」の元ネタが本書の一部。悲劇的な自殺を遂げた夫の死後にワシントン・ポスト社を引き継いだ女性社主の自叙伝は、20世紀後半のアメリカ史にもなっている。アメリカとは言え、男性社会の代表格のような報道機関で女性が約30年にも渡って社主を務めるって並大抵ではないと思うわ。著名人たちとの華麗な交流もある反面、組合員のストライキの際には社主自ら購読者からの電話対応なんてしていたのか。キャサリンのバイタリティーに感服。2018/04/01

Prince of Scotch

9
先月観た映画『ペンタゴン・ペーパーズ』のストーリーを補完したく、この大部の自伝を手にとる。大別すると第1章から第17章までが前編、第18章から最終28章までが後編と2部構成になる。とりあえずここでは、後編のみの感想を記します。「細腕繁盛記」の趣。第22章「ペンタゴン機密文書」、第23章「ウォーターゲート・スキャンダル」で筆者の決断を下す姿は圧巻、第25章と26章の労使問題では苦境に追い込まれるも粘り強く、したたかに対処するさまには思わずエールを送りたくなった。亡夫から引き継いだワシントン・ポスト社を(続)2018/05/11

Mana

8
映画ペンタゴンペーパーを見て読んでみたんだけど、思ってたよりずいぶん分厚くて読むのが大変だった。著者はワシントン・ポストの初の女社主を務めたキャサリン・グラハム。彼女の少女時代から晩年まで。文章はなかなか面白かったけど、何分分厚いので読むのに時間がかかってしまい大変だった。意外だったのは彼女が一人娘ではなかったこと。勝手に一人娘なのかと思っていた。ペンタゴンペーパーに関するところ意外だと、後半のフェミニズム運動に関するところが面白かった。2018/04/30

KAZOO

8
最近、アマゾンが買収した、ワシントンポストやニューズウィークの社主であった人物の自叙伝で、ロックフェラー回顧伝と並んで読みでがありました。30年近くにわたってワシントンポストのトップにいたわけで、ウオーターゲート事件などの政治的なかかわりの内幕なども垣間見れてこのような自叙伝の中では比較的興味深く読みました。2013/08/21

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