内容説明
橋本首相の日本版ビッグバン構想で大蔵省の運命は決まった!外国人記者だから書けた大蔵エリートの真実。
目次
バブル―繁栄の行きついた果て
改革の終焉―官僚制のあらゆる弊害の復活
ブルー・チューズデー―運命共同体に何が起こったか
マネー・ゲーム―特金とファントラというサーフボード
マーケット・マジック―破綻を封じこめた手品の仕掛け
洪水前夜―番人を見張る番人はいるのか
損失補填―誰もバブルの終わりを知らなかった
失速―泥沼の水が引きはじめた
スキャンダル―有罪、されど起訴された者なし
大臣閣下―この日、大蔵省の運命は決まった
銀行危機―護送船団解体を宣言したけれど
振り返れば未来―エピローグ