内容説明
2001年、駐留ロシア軍の撤兵をめぐって米軍とロシア軍がドイツ領内で対立。第3次世界大戦の引き金になりかねない一触即発の軍事危機が勃発する。これまで、こうした非常時のたびに辣腕を発揮してきた国務省副次官補・ネゴシエーターのドセイ・クラークは、なぜか今回にかぎって、事態のさなかにさして重要でもない交渉任務を帯びて日本に派遣される。その陰で、《ボルチモア計画》と呼ばれる、正体不明の陰謀が進行していたのだった。
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- 和書
- 遠い道 童話の森
2001年、駐留ロシア軍の撤兵をめぐって米軍とロシア軍がドイツ領内で対立。第3次世界大戦の引き金になりかねない一触即発の軍事危機が勃発する。これまで、こうした非常時のたびに辣腕を発揮してきた国務省副次官補・ネゴシエーターのドセイ・クラークは、なぜか今回にかぎって、事態のさなかにさして重要でもない交渉任務を帯びて日本に派遣される。その陰で、《ボルチモア計画》と呼ばれる、正体不明の陰謀が進行していたのだった。