内容説明
本書は日本が国際金融問題、ドル問題、累積債務問題などに対してかかわっていく場合、守るべき作法がどのようなものであり、そして日本の比較優位がどこにあり、いかなる機能を果たし、世界経済をどのように変えていこうとしているかを分析したものである。日本の金融機関の力と戦略を検索する。
目次
第1章 国際金融市場の変化
第2章 国際金融史から学ぶもの
第3章 債務問題の経済メカニズム
第4章 1次産品と市場メカニズム
第5章 ドル下落と日米経済
第7章 銀行の力と世界戦略
第8章 IMFと日本の役割
第9章 金融再編成はどこまで進むか