出版社内容情報
やっぱり翻訳モノはおもしろい。
読めば読むほど、もっと読みたくなる。
19年10月に刊行した『翻訳者による海外文学ブックガイド BOOKMARK』(1~12号収録)の第2弾、完結編。
13号(18年12月)~20号(23年2月)に、「緊急特集 戦争を考える」を加えた全9号が1冊の本になりました。
フィクションやとんでもなく厚い本、短篇、詩等のほか、「戦争を考える本」も紹介。
江國香織さん、多和田葉子さん、東山彰良さん、ブレイディみかこさん、町田康さん、森絵都さんなど、総勢31人の作家の方々によるエッセイも収録した贅沢な翻訳本案内です。
内容説明
知らないなんて、もったいない。見たことのない世界、違う価値観、あとをひく楽しさ。だから、翻訳物はおもしろい。いまこそ手に取りたい169冊。
目次
絵と字で、無敵!グラフィックノベル特集―グラフィックノベルの新時代とスタン・リー95歳の死―小野耕世(映画・漫画評論家)
against!「ノー」と言うこと―不羈という一言―あさのあつこ(作家)
Be short!短編特集
遠い他国の和平を願う―宮内悠介(作家)
stranger than fiction?ノンフィクション特集―現実こそオチがつく―ブレイディみかこ(ライター)
Books on Books 本についての本特集―我が友バートルビー―都甲幸治(アメリカ文学研究者・翻訳家)
Other Voices,Other Places 英語圏以外の本特集2―翻訳と詐欺―多和田葉子(作家・詩人)
Fat but/and Fun 分厚い本特集―分厚い本―桜庭一樹(作家)
緊急特集2022 Books and Wars 戦争を考える
It will resonate 詩の本特集―詞と詩のあいだにあったもの―斉藤倫(詩人)