フジコ・ヘミング 永遠の今

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フジコ・ヘミング 永遠の今

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  • サイズ A5判/ページ数 224p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784484222066
  • NDC分類 762.34
  • Cコード C0095

出版社内容情報

人生は苦しいときのほうが多い。
自分の中にある幸せをみつけていけば
生きやすくなるんじゃないかしら。

無国籍者として貧困と孤独の半生の後、60歳代後半で再び世界に見出されて以来、今なお世界各国で演奏活動を続けているフジコ・ヘミング。
その精神を支えているものは何か。高齢を迎えた現在もひとり暮らしを続け、日常生活のなかにも独自の世界をもちながら(インテリア、ビーズ、刺繍、ファッション、イラストetc.)「今」を生きる――

日常をこよなく愛する孤高のピアニストが「今」を語り下ろした珠玉の言葉たち。

撮りおろし写真50点以上、本人筆のイラストも収録。

内容説明

若いときよりも、いまのほうが、だんだんよくなってきていると思う…。日常をこよなく愛する孤高のピアニストが「今」を語り下ろした珠玉の言葉たちが、ここに。

目次

1 あんなことこんなこと(ドキドキ;紅茶の思い出 ほか)
2 自分らしくあるために(10年かけて;自分らしく住む ほか)
3 いつもピアノとともに(ブリュートナーのピアノ;ピアノの先生 ほか)
4 人生は素晴らしいけど、ラクなものじゃない(それが愛;告白 ほか)

著者等紹介

ヘミング,フジコ[ヘミング,フジコ] [Ingrid Fuzjko,Georgii‐Hemming]
本名、ゲオルギー・ヘミング・イングリット・フジコ。スウェーデン人の父と日本人の母のもと、ベルリンに生まれる。5歳でピアノを始め、10歳でレオニード・クロイツァーに師事。東京芸大卒業後、28歳でベルリン音楽学校に留学、ウィーンではパウル・バドゥラ=スコダに師事。レナード・バーンスタインやブルーノ・マデルナに才能を認められるが、聴力を失うアクシデントに遭遇。日本に帰国後の1999年、NHK『フジコ あるピアニストの軌跡』で大反響を呼び、デビューCD『奇蹟のカンパネラ』が200万枚を超える大ヒット。2001年にはニューヨーク・カーネギーホールでコンサートを開催。以降、世界で演奏活動を続けている。2012年、自主レーベル「ダギーレーベル」設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いちろく

23
紹介していただいた本。国内では還暦を過ぎた時に放映されたドキュメンタリをキッカケに知名度が上がり売れて、今もピアニストとしてコンサートなどで活躍している著者。たばこ愛を語り、悲愛を含めた恋愛も語り、独り身であることも語り、ある意味自由奔放の域。むしろ、ありのままの姿が描かれたエッセイだった。それにしても、執筆時は90近い年齢のはずなのに、感性が若い。年齢を重ねて到達した心理よりも、回顧しつつも今の心理が描かれている印象な点が、読み手である私にも心地よい。適宜挿入されている写真もよかった。2023/05/31

タナー

21
いろんな意味で、生きる勇気をくれる1冊。若い頃苦労が多かった彼女だからこそ語れる、珠玉の言葉に心が癒される。彼女の日常を取り巻く素敵な写真も満載で、これから先も時々ページを繰りたくなるような本だ。これからも元気で、まだまだ人々を魅了する音楽をきかせ続けて欲しい。2024/01/26

MioCastello

8
全てのエッセイが正にフジコさんそのもの。根っからの芸術肌である彼女は既に時間すら超越した境地にいる事が伺い知れた。私の様なごく平凡な感覚で拝読すると作品からは時系列の歪みを感じる。最早時の流れる感覚すら違うのであろう。常人には「永遠の今」というタイトルの意味を理解する事すら難しい。ところで先日念願叶ってフジコさんのコンサートに行く事ができた(2022年5月)。正直もういつ引退してもおかしくないお年のはず。ラ・カンパネラの生演奏を拝見出来た事だけで満足。只々いつまでもお元気でいて欲しいと思うだけだ。2022/08/20

ココマ

7
フジコさんの記憶の半数以上は「かなしみ」かもしれない。チャンスを掴み損ねた事や、なぜか人に恵まれなかった長い長い年月。暗い話が多いのに読んでいて逆に励まされる。不遇な人生に対してひねくれず、人にやつあたりもせず、ピアノや自分とただ向き合い、独特の世界観の中で生きてくるしかなかった事も、人気の要因ではないだろうか。音色に個人史や人柄は出ると思う。演奏中指が止まったりする事や選曲の理由も本書で初めて知り、ありのままの写真も多く、表面上の思い出話だけで終わらない内容で読み応えがあった。2022/09/10

世玖珠ありす

4
惜しくも先日旅立たれました。才能がありながらチャンスに恵まれず、晩年に評価された孤高のピアニスト。最後の最後までピアニストであり続けた。彼女を知ったのは菅野美穂が演じたドラマを視て。今から20年程前のことです。本人を初めて観た時の印象は「ジプシークイーン」。それは今も変わりません。 「幸せは待っているものではない。空から降ってくるものでもない。じぶんが許されるかぎり、もらった範囲のもので、自分でつくるしかない」 彼女の言葉は言霊そのものです。2024/06/14

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