斜め45度の処世術

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斜め45度の処世術

  • 小川 哲【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 176p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784484221595
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

小川哲、初エッセイ!
世間から2cm浮いてる“SF作家”が贈る
苦笑いと共感が止まらないひねくれ者の処世術


「今日暑いですね」という雑談は意味がなさすぎて恥ずかしく、「とりあえず生」は思考停止に思えて腹が立つ。暦という恣意的なシステムが更新されるだけの正月になんの価値があるのか……「そんなことを気にするのはお前だけだ」と言われるこの世の中は作家にとってどうも住みづらい。そんな日々のモヤつきのかわし方を「ひねくれ界のひねくれ者」の独特な視点で綴るショートエッセイ集。


【目次】
15°ーーー
無意味な雑談を避ける方法
自分語りの活用法
なぜこの人の話はつまらないのか
説明上手になるために必須な2つの能力
たとえ話の精度を上げる前提条件
経歴は美化して喋っていい
自称”グルメ”に注意
”お薦め”は信頼に関わる
レジの人に意志を奪われたくない
好き嫌いは言語化しないほうがいい
誹謗中傷されても”喰らわない”考え方
30°ーーー
社会人になっても友人関係を続けるには
友人と縁を切るタイミング
人間関係に悩むのは傲慢である
他人を見下してしまいそうになったら
「失敗は成功のもと」ではない
いい人か悪い人かの判断基準
”正直者”は嘘が得意
聖人君子には見えないもの
”性格がいい”ってなんだろう
人間関係を「漫画型」と「小説型」で考える
45°ーーー
人間にできて、AIにできないこと
運動神経とメンタル神経
口が臭い可能性から気づいたこと
失恋は早めに済ませたほうがいい
部屋を綺麗に保つ方法は2つしかない
手土産の代わりに現金を渡してはいけない理由
潜在的な価値観を浮き彫りにする方法
ひねくれ者がこじらせた末路
脳内を悟られたくない
「七転び八起き」は数が合わない
「あけましておめでとう」を言いたくない
”変な人”に憧れてしまう問題
年下の成功に焦らなくていい
黒歴史を恥じるべからず
完璧な計画書(プロット)はない
「コスパがいいか」は最期までわからない


【目次】

内容説明

小川哲 満を持しての初エッセイ!世間から2cm浮いてる”SF作家”が贈る苦笑いと共感が止まらない、日々のモヤモヤ解消術。コミュニケーション、人間関係、人生哲学―おもしろくってためになる(?)独特の視点が満載!

目次

15°(無意味な雑談を避ける方法;自分語りの活用法;なぜこの人の話はつまらないのか ほか)
30°(社会人になっても友人関係を続けるには;友人と縁を切るタイミング;人間関係に悩むのは傲慢である ほか)
45°(人間にできて、AIにできないこと;運動神経とメンタル神経;口が臭い可能性から気づいたこと ほか)

著者等紹介

小川哲[オガワサトシ]
1986年、千葉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程退学。2015年に『ユートロニカのこちら側』で第3回ハヤカワSFコンテストの〈大賞〉を受賞しデビュー。2018年に『ゲームの王国』で第38回日本SF大賞と第31回山本周五郎賞を、2022年に『地図と拳』で第13回山田風太郎賞を、2023年に同作で第168回直木三十五賞を、『君のクイズ』で第76回日本推理作家協会賞〈長編および連作短編集部門〉を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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starbro

187
小川 哲は、新作中心に読んでいる作家です。 本書は、著者の初エッセイ、著者が認識しているほど変わり者ではない気がします。著者は変わり者だと自覚しているから、周りに合わせられるのかも知れません(笑) https://www.cinra.net/article/202604-whn-ogawasatoshi_edteam2026/04/26

Kanonlicht

87
『Pen』連載中のコラムを書籍化。ほとんど既読だったけど、こうやって一冊通して読むと改めて著者は、メタ認知というか、自己分析能力が高いと思う。自らのなかに思想やルールが確立しているので、行動がブレない。タイトルに斜め45度とあるように、物事に正対するのではなく、人と違う角度から捉える視点も独特。「正直者は嘘が得意」という意見には、なるほどと思った。本人はいたって「普通」のつもりでも、カレーの材料だと悟られたくないばかりにブロッコリーも一緒にカゴに入れてレジに持っていく人が普通であるわけない。2026/04/20

keroppi

74
小川哲さんは、自分のことをひねくれ者だと言う。でも「自分の常識」と「世間の常識」が垂直に交わっているわけではなく、45°くらいの交わりだと言う。その感覚から語られる様々なこと。人間関係や価値観、等々、実に興味深いし、共感もする。思わず笑ってしまうこともある。そこから感じるのは、小川さんの自分に対しての探究心の深さと、ものを見つめる観察眼の鋭さ。気難しそうで、実は楽しい人なんだなと思った。数日前にこのサイン本のつぶやきをしたのだが、小川さんのサインはとても可愛いのだ。この本を読みながら笑顔が見えてきた。2026/04/24

まちゃ

70
小川さんが「世界をどう認識しているか」語ったエッセイ集。「斜め45度の処世術」というタイトルは、ひねくれ者の視点を連想させるが、私は結構共感できました。「”性格がいい”ってなんだろう」あたりは、特に共感。私もひねくれ者か?(笑)。楽しめました。2026/06/07

pohcho

60
小川さんは愛聴している朝井リョウ・加藤千絵の「信頼できない語り手」に頻繁に話題として登場するので、勝手に親しみを持って読む。ポッドキャストを聴く限り、すごく頭がよくて何でも知っているいい人、というイメージだったけど、ブロッコリーの話には本当にびっくり。ひねくれ者というか、人に頭の中を読まれるのが本当にお嫌なんだなあと。かなりめんどくさいけどかわいい方でもあり。ますます好きになった。小説も楽しみにしている。2026/07/14

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