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出版社内容情報
大下アナの「たたかわない」という、「たたかい方」。
テレビ朝日の情報番組「ワイド!スクランブル」「大下容子ワイド!スクランブル」を23年にもわたって担当し、2002~17年には香取慎吾さんと「SmaSTATION!!」に出演。
また、20年には役員待遇・エグゼクティブアナウンサーに就任。
人気・実力ともそなえた大下アナがはじめて語る、仕事のこと、生きること、これからのこと。
内容説明
テレビ朝日の情報番組「大下容子ワイド!スクランブル」でメインMCを務め、役員待遇・エグゼクティブアナウンサーに就任した大下容子がはじめて語った、仕事のこと、人生のこと、そして、これからのこと。
目次
第1章 私の毎日・23年目の「ワイド!スクランブル」
第2章 失敗だらけのアナウンサー修業
第3章 たたかわない生き方・組織の中でも自分らしく、無理なく
第4章 人に会い、人に学ぶ
第5章 大人からは「たたかう」努力も必要?
第6章 50歳、そしてこれから
著者等紹介
大下容子[オオシタヨウコ]
株式会社テレビ朝日エグゼクティブアナウンサー。1970年広島県生まれ。慶應義塾大学法学部法律学科卒業。93年株式会社テレビ朝日入社。主に情報番組やバラエティ番組でMCを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キク
68
僕は「生きる」ということは戦うことだという世界観で生きてきたし、周りもそうやって生きていた。なので「たたかわない生き方」って「食べない食事」や「お金を払わない買い物」ぐらい戸惑った。僕にとって大下さんは、スマステで慎吾の横で穏やかに笑っている女性だったけど、「役員待遇エグゼクティブアナウンサー」という役職のすごい人なんだと初めて知った。あの雰囲気で偉いって、一周回ってとんでもなくすごいと思う。「外部とは戦わず、毎日自分と戦っている。アスリートのようだ」という周りの評価が大下さんを表している。とても素敵だ。2023/03/13
R
51
緩やかに、それでも真摯に務めていくアナウンサーの一つの生き方を示した一冊でした。正直、ワイドショー帯を見ることがないので、どういうアナウンサーなのかわからないけども、著者がアナウンス室で過ごしてきた日々という、何気ないエッセーめいた内容が楽しく、今はそうではないかもしれないが、報道への接し方や、そこに至るまでの様相というものは興味深く読むことができた。タイトルの通りの処世術もあるのだろうけど、それは謙遜で、本質的には人間力によるものが大きいのだろうと思いながらも、ほのぼのと読める本でした。2022/02/09
ぶんこ
45
各局のアナウンサー、MCをされている女性の方々でお気に入りさんを思い返すと、大下さんと同じタイプと気づきました。常に1歩引いて、相手をたてておられる。「人の話を聞くことが出来る」「人に合わせ、人の良さを引き出す。それで周囲が輝やけばそれが一番」こういった姿勢に揺らぎがない。そして、毎日の生活を律して努力されています。大下さんも週6日もジムで軽い運動をされ、1日1食の食生活(これは人それぞれ)と、おっとりとしながらも、やることは手を抜かない。なかなか、やれるものではないので、ただただエールを送り続けます。2024/01/31
じょんじょん
43
世の中や自分の状況がかわり、見ることのなかったワイドショーを見るようになり、大下容子さんの『ワイドスクランブル』がよくある煽りたて系ではなく、落ち着いた進行で、スキャンダラスに終始せず海外情勢などを専門家により背景からの解説を入れたり丁寧な番組作りと感じ好感がもてるようになりました。それも彼女のキャラがあってだと思います。そんな彼女の人柄がそのまま描かれたエッセイ。主張したがりが多いメディアにあって、彼女が評価され長年アナウンサーをやっておられることは嬉しく感じます。読み手みんなが温かくなるエッセイでした2022/03/02
パフちゃん@かのん変更
29
2022年、既読本だった。コミュニケーションで大切にしているのは「聞くこと」。でも、自分の考えも言わないと通じない。大人からは「たたかう」努力も必要か。争うのは苦手。身体を動かすと、脳からゴキゲン物質が出る。幸福のハードルを高くしない。などなど2023/03/04