出版社内容情報
ペンブックス 『1冊まるごと佐藤可士和。【2000-2010】』 を大幅増補・全面改訂!
2020年までと、これからの仕事の全てがここに。
Pen本誌が佐藤可士和の大特集を組み、店頭完売となったのが2006年。
その後、活躍フィールドは企業広告だけにとどまらず、プロダクトデザインやコーポレート(企業)ブランディング、地域産業、そして教育機関や公共政策にまで広がりを見せており、彼の作品・仕事を見たことがない人はいないだろう。
ユニクロなどの一大プロジェクトや代表作はもちろんのこと、生い立ちからクリエイティブ哲学までを1冊にまとめたのが2010年『Pen Books 1冊まるごと佐藤可士和。[2000-2010]』だった。
それから10年、2021年2月から自身過去最大の個展「佐藤可士和展」が国立新美術館で開催され、30年の活動が紹介される。
今回の新刊には、最新インタビュー、過去10年の仕事、個展の裏側、そして未来の仕事などが増補され、2000年から2020年までの佐藤可士和と、そのデザイン力と可能性がつまった1冊に。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
80
図書館の新刊コーナーで見つけて。昨年、ロゴを手がけた国立新美術館で佐藤可士和展をやっていた。行きたかったが、コロナも気になって行けなかった。その佐藤可士和の仕事と思いがぎっしり詰まった本だ。まさに多彩な才能を持った方で嫉妬さえ覚える。様々なプロジェクトに参加し、しっかり結果をだしている。クライアントの目指すものを捕まえて、シンプルに描き出している。デザイナーとしてはピカイチ。ただ、作家として好きかというとそうでもない。なんとなく綺麗ごと過ぎて、人の深さや弱さを感じない。文学の香りがしないからかもしれない。2022/03/10
秋良
9
Tカードやユニクロのロゴをデザインした人。ただデザインするだけでなく、企業のブランディングなんかもしているらしい。とても聞き上手(クライアントの要望や展望を引き出す)で話し上手(デザインに込めた意図や今後の展開を説明する)、バランス感覚に優れた人という印象。ただこういう人がプロパガンダに携わるようになると、本当に怖い……。そんな未来が来ないことを祈ってる。2021/09/29
tuppo
1
ブランドビルディングは表面の化粧を変えることじゃない。ある人が言ってたんですがブランドというのはその会社のトイレまで含むそうです。本当にブランドビルディングをするには会社を変えなくてはいけない。2021/12/27
kaz
1
ユニクロやセブン・イレブンのプライベートブランドのイメージが強かったが、幼稚園や病院のデザインまで手掛けていたとは知らなかった。パターンも諸々で、眺めていて飽きない。図書館の内容紹介は『日本を代表するアート・ディレクター、佐藤可士和。話題の大プロジェクトや、世間を騒がせた代表作を紹介するとともに、生い立ちやクリエイティブ哲学にも迫る。2010年&2020年の柳井正との対談も収録』。 2021/09/02
ひびきパパ
1
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️2021/06/20