出版社内容情報
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パートナーの死を乗り越えた精神科医が経験をシェア。
「もう戻らない人をいまも好き。それがあなたの良さでもあるの」
大切な人を失う。大切な人と別れる。大切な人がもう戻らない。もう会えない。そういうことは誰にでも起こり得る。――失恋、離婚、死別など、“大切な人との別れ”に苦しむ人は、喪失のなかで日々をどう過ごし、気持ちを回復させていくのが適切か。
死別でパートナーを失い、自らも心身のバランスを崩しかけた精神科医が、自分の人生を取り戻し、幸せを実感できるようになるまでのプロセスを綴る。知識として「立ち直りの過程」を知っておくことが、苦しみの渦中では救いとなる。永遠に続くと感じられる絶望にも必ず終わりがある、とわかるからだ。
本書では“究極の別れ”である「死別」を受け入れていく過程を、「失恋」や「離婚」など、“別れ”全般に広く応用しながら取り上げる。多数のケーススタディーとともに、すぐに実践できるワークも収録。
目次
第1章 あの人を失った。そして…。―あなたに起こる異変のプロセス(死別は人生でもっとも大きなストレス;パートナーがいれば、どちらかが必ず残される;「死」に向き合うことは「生」に向き合うこと;身近な人が別れを経験したとき、あなたにできること;精神症状のデパート;「死の受容プロセス」;「死別の受容プロセス」;「死別の受容プロセス」を失恋や離婚に当てはめる;「失恋・離婚の受容プロセス」)
第2章 精神科医として診てきたこと―別れのケーススタディー(みんなの経験から考える;まず「あなた自身」のことを知る;別れのケーススタディー)
第3章 苦しみから抜けるためにできること―精神科医からのアドバイス(自分の言葉で書き出してみる;「もう戻らない人」との別れに役立つアテクシの言葉)
著者等紹介
精神科医Tomy[セイシンカイトミー]
1978年生まれ。某国立大学医学部卒業後、研修医を修了し、精神科医局に入局。精神保健指定医、日本精神神経学会専門医、産業医。精神科病院勤務を経て、現在はクリニックに常勤医として勤務する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スリカータ
spatz
りしん
空の色は青い