一流と日本庭園

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一流と日本庭園

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  • サイズ B6判/ページ数 296p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784484192093
  • NDC分類 629.21
  • Cコード C0030

出版社内容情報

足利義満の金閣寺、豊臣秀吉の醍醐寺三宝院。
そして、稲盛和夫は和輪庵を造った。
また、スティーブ・ジョブズは京都西芳寺をよく訪れていたという。
どういうわけか、富と名声を手に入れた成功者たちは、その先に、庭造りを目指し、庭にたどり着く。
これは決して偶然ではない。
歴史上の成功者たちが富と名声を得るまでの足跡をたどりながら、なぜ庭造りを目指したのか、どんな庭を造ったのかをひも解く。

内容説明

これ一冊で日本庭園の見方・楽しみ方が変わる!教養として身につけておきたい、歴史に名を残した人間たちの歩みと日本庭園の深い関係。足利義満は金閣寺を、稲盛和夫は和輪庵を造った。富と名声を手に入れた先に、成功者たちが目指したのは「庭」だった。

目次

第1章 禅と瞑想(一休禅師(1394年~1481年)と虎丘庭園(京都)
宮本武蔵(1584年~1645年)と本松寺庭園(明石) ほか)
第2章 権力の象徴(空海(774年~835年)と神泉苑(京都)
足利義満(1358年~1408年)と金閣寺(京都) ほか)
第3章 もてなしの形(千利休(1522年~1591年)と大徳寺黄梅院(京都)
水戸光圀(1628年~1700年)と小石川後楽園(東京) ほか)
第4章 美意識の追求(川端康成(1899年~1972年)と祇王寺(京都)
エリザベス女王二世(1926年~)と龍安寺(京都) ほか)

著者等紹介

生島あゆみ[イクシマアユミ]
大阪府出身、甲南大学経営学部卒業後、カナダ・フランス・ドイツに語学と花を学ぶために留学。現在、旅行会社「日本の窓」に勤務し、英・仏の通訳及び通訳案内士の仕事に携わる。日本の文化・歴史(特に庭園と食、香り)を紹介するため、日本庭園デザイナー、フードコーディネーター、嵯峨御流師範の資格を持つ。有名シェフのアテンドや、クラシック音楽関連のテレビ番組でのインタビューも担当。ライフワークとして、フランス風花束レッスンを京都で開催。カンヌ国際映画祭の会場の花装飾にも協力、参加した経験がある。ヨーロッパ(特にフランス)と日本の文化の架け橋となるべく、独自の“おもてなし文化論”を体系化し、講習会やオリジナルツアーを企画・開催中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

65
日本庭園は日本人の魂の拠り所。やはり京都の庭園が多く、ほぼ江戸時代以降だが、鹿苑寺など室町時代のものも残る。スティーブ・ジョブズが何度も訪れた西芳寺には梅雨に濡れる苔を見に行きたい。夢想疎石の天龍寺・瑞泉寺、小堀遠州の南禅寺金地院、小川治兵衛の無鄰庵、重森三玲の東福寺方丈など代表的な作庭家の庭園は勿論、デビッドボウイと正伝寺、エリザベス女王と龍安寺、ブルーノ・タウトと桂離宮など訪れた人に思いを馳せる。室町時代足利家が禅宗(臨済宗)だった影響が庭園にも見られる。この本をガイドブックに各地の庭園巡りも面白そう2019/11/06

さっちも

16
日本の庭園の歴史的推移、それと代表的な庭園とその庭園の作庭に影響を与えた人、また日本庭園に強く影響を与えた人物をとりあげている。建築にあまり触れない庭園の解説本というのを初めて読んだ。著者は海外の人に日本庭園を紹介するガイドを生業としているようだが、世界の庭の中での独自性や海外に影響を与えたポイント、また与えられた部分など分かって興味深かった。今後したり顔で人に説明できそうだ。京都にいるのだし、時間が空いた1日など、ぼーっと庭を眺めに行きたい。夢窓国師の紹介が面白かったので以下抜粋2023/08/03

8
日本庭園をキーワードに、その場所に縁のある人物と庭との結びつきを紹介してゆくスタイル。千利休にデヴィッド・ボウイ、野心的とも言える人、庭選びは、他にない視点で対象を浮かびあがらせる。彼らが求めたのは権力の象徴か、おのれの美意識か。実際に庭園を訪れる時、その答えが見えてくる。2019/05/31

Mark X Japan

4
一流の人物と日本庭園の選択も,登場する人物も良いです。しかし,写真がないのが残念でした。ネットで検索しても,庭園において本著の内容の画像が見られないものが多かったです。はっきり言わせてもらうと,本著の価値が半減しているのではないでしょうか。写真だとカラーにしたり上質な紙を使ったりして構成上や値段の問題もあるのは分かりますが。新装版は無理でも,文庫化した時に写真を入れたり,『写真で見る 一流と日本庭園』が出版してくれたら,本著の魅力を余すところなく伝わると思うのですが。☆:3.52019/07/15

Tomoya Sudoh

3
一つの日本庭園をベースに、庭の関係者、製作者、そしてその庭を愛した一流の人物と、一つの庭を三つの軸で描いている。 日本庭園は明るくないので、庭園名を言われて、実際の映像がイメージができたのは龍安寺の石庭ぐらい。ガイドブックのように、この本を持って全国の庭を回ってみたいと思う。 一流の人物の描き具合も弱い。一般的に知られている程度のもので、深掘りができていない。 ただ、千利休の黄金の茶室の話の中で、茶室での振る舞いがキリスト教の儀式に近く、利休や茶道家は隠れキリシタンではないかという説は面白かった。2019/10/16

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