Pen BOOKS<br> 石ノ森章太郎とサイボーグ009

個数:
電子版価格
¥1,870
  • 電子版あり

Pen BOOKS
石ノ森章太郎とサイボーグ009

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月30日 07時36分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 127p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784484182322
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0070

出版社内容情報

あの手塚治虫が信頼し嫉妬した才能、石ノ森章太郎生誕80周年。代表作サイボーグ009と人物像をひも解く1冊。巨匠・石ノ森章太郎生誕80周年の今年、ライフワークともいえる『サイボーグ009』を軸に、石ノ森章太郎という人物像と作品の数々を振り返ってみると、その足跡がどれほど豊かな実りに満ちていたかを実感するだろう。

SF、ヒーローマンガ、少女マンガ、実用マンガ、時代劇、そして人間ドラマ。
どの世代にも必ず、記憶に残っている作品があるはずだ。

本書は雑誌「Pen」(2012年9月1日号)の「サイボーグ009完全読本。」に、 石ノ森の原点ともいえる墨汁一滴や実験的作品「ジュン」の一部などを追加、 加筆、再編集をしました。

墨汁一滴から『ジュン』まで、豊饒な萬画世界。
仕事の軌跡と、『009』の変遷を辿る。

神様手?をうならせた、石ノ森章太郎という才能。
石ノ森章太郎は、どんな人物だったのか。
手塚治虫と石ノ森の不思議な関係。
漫画家仲間に愛され、多くの女性たちも魅了。

約30年間続いた、『サイボーグ009』
誕生の背景と全体像。
世界一周旅行が、名作発想の源だった。
そもそも「サイボーグ」とは、いったい何か?
各エピソードで振り返る、巨編の実像。
<誕生編>
サイボーグ戦士たちの痛みを知り、ともに分かつ不動の原点。
<暗殺者編>
シャープなアクション演出に、?異形?の哀しみが漂う。
<ベトナム編>
世界情勢を即座に取り込む、鋭い着眼と貪欲な作家根性。
<ミュートス・サイボーグ編>
打ち切りの悲劇に見舞われた、屈指のバトルアクション編。
<地下帝国“ヨミ”編>
儚くそして激しく完全燃焼した、問答無用のシリーズ最高傑作。
<怪物島編>
連載再開で迎えた、終わりなき闘いの始まり。
<移民編>
優れたSF的発想を通し、未来文明社会の悲劇を綴る。
<天使編>
石ノ森SFのメインテーマを描き、壮大な余韻鳴り響く大作の序曲。
<風の都編>
時代とメディアで技法を変える、作家の変幻自在さが表出した中編。
<エッダ編>
北欧神話を題材に描かれた、スケール感あふれる叙事詩。
<海底ピラミッド編>
読者の熱望でスタートした、オカルティズム炸裂の長編。
<時空間漂流民編>
〈移民編〉の後日譚として進む、最後の連載長編作品。

石ノ森の素晴らしき代弁者たち、
『009』の登場人物を分析。
過酷な運命を背負う9人の戦士と、その個性。
バラエティと創造性に富んだキャラクターたち。
改造人間の紡ぐ言葉に、思わず心が震える。

あらゆるジャンルを網羅、
いまも根強い人気の名作萬画を読む。
15誌を超えて掲載された、驚異の作品『009』
紙とペンに萬よろずの可能性を込めた、名作群。

Pen編集部[ペンヘンシュウブ]
編集

内容説明

巨匠・石ノ森章太郎の代表作『サイボーグ009』は、1964年7月、前年に創刊した漫画雑誌「少年キング」で連載をスタートさせた。少年誌から少女誌まで、実に、15誌を超える雑誌をわたり歩いた稀有な作品であり、人類への多くの警告やメッセージを秘めた大作だ。ライフワークとした『009』を中心に、石ノ森章太郎の人物像から、どの世代にも鮮明な印象を残した多彩な作品群を紹介。SFからヒーローもの、そして時代劇。多彩で豊饒な石ノ森章太郎の世界。

目次

神様手塚をうならせた、石ノ森章太郎という才能。(石ノ森章太郎は、どんな人物だったのか。;手塚治虫と石ノ森の不思議な関係。 ほか)
約30年間続いた、『サイボーグ009』誕生の背景と全体像。(世界一周旅行が、名作発想の源だった。;そもそも「サイボーグ」とは、いったい何か?)
各エピソードで振り返る、巨編の実像。(誕生編―サイボーグ戦士たちの痛みを知り、ともに分かつ不動の原点。;暗殺者編―シャープなアクション演出に、“異形”の哀しみが漂う。 ほか)
石ノ森の素晴らしき代弁者たち、『009』の登場人物を分析。(過酷な運命を背負う9人の戦士と、その個性。;バラエティと創造性に富んだキャラクターたち。 ほか)
あらゆるジャンルを網羅、いまも根強い人気の名作萬画を読む。(15誌を超えて掲載された、驚異の作品『009』;紙とペンに萬の可能性を込めた、名作群。)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

momogaga

42
石ノ森章太郎さんの世界旅行がサイボーグ009を生んだ。そんな誕生秘話があったんだ。一時期、石ノ森作品に没頭していた時期の出来事が浮かんできました。時代を反映した作品が多かったですね。 2020/08/06

ぐうぐう

30
『サイボーグ009』を中心に石ノ森章太郎の漫画家人生を振り返る。手塚治虫との関係にページが割かれているのが印象的だ。手塚はいち早く石ノ森の才能に気付いた一人だが、石ノ森のデビュー前から目を掛け、その後も後押しを続けた。しかし、虫プロが発行する雑誌に連載した『ジュン』を手塚が批判したことから、二人の関係はおかしくなる。新人にも嫉妬したとされる手塚が、石ノ森の才能に脅威を覚えたことは想像に難くない。(つづく)2018/12/12

スプリント

12
前半は石ノ森章太郎について後半はサイボーグ009について書かれており内容も充実しています。様々な雑誌に掲載されていたんですね。2019/02/03

退院した雨巫女。

9
《私-図書館》カラーアニメの頃のサイボーグ009が、大好きでした。 漫画も、昔のモノクロのアニメも、見たことはないです。 個性的な9人が、敵と戦いながら、一生懸命生きていく姿が、好きでした。 仮面ライダーやロボコンを作った石ノ森先生が作った作品だと知ったとき、びっくりしたもんです。2019/02/06

104ちゃん

7
テレビアニメで見た者として、図書館で見つけて即借りました。「あれ?赤いマフラー、なびかせて~。の主題歌だったから、赤いマフラーじゃないの?これ、黄色だぞ。」そう、私が見ていたのは、モノクロの時代のアニメでした。その後のテレビ放送のマフラーは黄色!時代の流れを感じましたが、私は、昔からのファンだぞ!という気持ちを強くしました。(2019・14)2019/02/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13187677
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品