出版社内容情報
20代で10億稼いだ若き経営者が語る波乱の半生と斬新な起業論。「インベスターZ」の帯。
内容説明
15歳で株式投資を開始し、まもなく起業。「ぼくに2億円出資してください」と友人の親に言い放った中学生は10代で1億円の資産を手に入れるが、カジノにハマり詐欺師にだまされ一文無しに…20代で10億円の資産をつくった若き起業家の“非常識な”稼ぎ方。
目次
第1章 お金持ちになりたい!
第2章 お金儲けの始まり
第3章 詐欺と裏切り
第4章 バブルの到来
第5章 模索と修業
第6章 再出発
第7章 ある会社の買収&売却劇
著者等紹介
正田圭[マサダケイ]
1986年奈良県生まれ。15歳で起業。インターネット事業を売却後、未公開企業同士のM&Aサービスを展開。事業再生の計画策定や金融機関との交渉、企業価値評価業務に従事。現在は、自身が代表を務めるティガラグループにて、ストラクチャードファイナンスや企業グループ内の再編サービスを提供。その他、複数の企業の社外取締役やアドバイザリーを務め、出資も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゲオルギオ・ハーン
25
起業失敗の体験談は著者の反省も兼ねているのか率直で生々しくて勉強になるし、興味深い点が多い。しかし、この本はなんだかちょっとおかしい。最初はよくある体験談かと思いきや見え透いた見栄を張るというかなんだか筋の通らない話が多く、実は嘘だという話もある(この『15歳で起業』というタイトルも嘘で、15歳の時にやったのは株式投資。著者は意気込み的に起業みたいなものということで起業と言い張っている)。現在の事業は要はハゲタカファンドなのだが、M&Aサービスと遠回しな表現をしている。2022/10/16
デビっちん
24
途中途中にはさまれたコラムが秀逸で、経営とは何をどう考え、どう実行していけばいいかが解説されていました。人付き合いや読書についての考えも、なるほど!というところがたくさんありました。2018/03/06
ひろ☆
15
一般の家庭の中学生がデイトレでお金を稼ぎ、IT系の会社の起業。日本人には珍しく、早熟。お金を借りに行ったり、カジノの話や騙される話など、リアル。2016/08/17
ポール
7
金額の桁が違うが、お金を稼ごうという意思は私の若いころと似た感じですごく気持ちがわかった。 勉強すべきアドバイスも入っていたので参考になった。2016/05/14
Kじゅう
3
15歳で起業したエピソードは凄すぎてフィクションも入っているような気も。 以下メモした項目。 ・経営者の仕事はM&Aをすること。会社は売ったり買ったりするもの ・起業は将来の自分の選択肢を狭める結果になることも多い ・失敗を繰り返さないために(1)知識不足の分野を選び時間とお金を投資し知識増強(2)客観的な立場で自分を見直す(3)経営者としてのビジネス脳を発達させるため長く続ける ・ストレス耐性を高めるには、仕事以外でなるべくストレスを受けないこと。自分や自社の習慣を四半期ごとに見直し悪い習慣を取り除く 2018/08/16