世界“笑いのツボ”探し

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世界“笑いのツボ”探し

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  • サイズ B6判/ページ数 399p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784484151120
  • NDC分類 141.6
  • Cコード C0098

内容説明

笑いには世界をひっくり返す力がある。あらゆる角度、あらゆる場所でユーモアを掘り起こす、傑作ノンフィクション。

目次

1 コロラド―前フリ
2 ロサンゼルス―「おもしろい人」の秘密
3 ニューヨーク―笑いのつくりかた
4 タンザニア―人はなぜ笑うのか
5 日本―コメディとロスト・イン・トランスレーション
6 スカンジナビア―ユーモアの暗黒面
7 パレスチナ―この世で最も悲惨な地に、ユーモアはあるか?
8 アマゾン―笑いは百薬の長?
9 モントリオール―最後のオチ

著者等紹介

マグロウ,ピーター[マグロウ,ピーター] [McGraw,Peter]
コロラド大学ボルダー校准教授。同大学のHuRL(ユーモア研究所)所長。人間の感情と行動経済学が交わる分野を専門とし、この分野を牽引する研究者。その研究内容はウォール・ストリート・ジャーナル、ニューヨーク・タイムズ、『サイエンティフィック・アメリカン』、BBCなど著名なメディアで取り上げられている。コロラド州ボルダー在住

ワーナー,ジョエル[ワーナー,ジョエル] [Warner,Joel]
ジャーナリスト。手がけた記事は数々の賞を受賞している。デンバーの娯楽教養紙『ウェストワード』の記者を経て、現在は『ワイアード』、『ブルームバーグ・ビジネスウィーク』、ボストン・グローブなど、さまざまなメディアに寄稿している。コロラド州デンバー在住

柴田さとみ[シバタサトミ]
翻訳家。東京外国語大学外国語学部欧米第一課程卒業。ドイツ語と英語の翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふ~@豆板醤

32
3。世界中を旅しながら各地の笑いを研究した本。大阪の吉本が日本代表なのは納得(笑)「「おもしろい人」になるには、一体何が必要なのか?」という疑問に始まる旅..!「世慣れていて博識なことも重要」「アウトサイダーであれ」「笑いは勢い」など、色々ヒントがあって意外とためになった。「笑いは逆境を乗り越える力をくれる」2017/10/17

遊々亭おさる

14
人はなぜ笑うのか?笑いを生むメカニズムを科学的に立証すべく世界各国の笑いを体験する旅に出た教授と記者の二人連れ、旅の最後は自らがスタンダップ・コメディの舞台に立ち研究の成果を披露すると言うがその結末や如何に?世界共通の笑いのツボは幼稚園児が喜びそうな下ネタだそう。でも、同系列に思えるダチョウ倶楽部のおでんネタのようなものはアメリカ人であるお二人にはピンとこなかったようで。笑いのツボは文化により左右されるんだなと。笑いは希望の灯火でもあるが差別を内包する厄介なもの。笑いの効用と暗黒面を理解して楽しい人生を。2016/04/22

Akito Yoshiue

4
終盤になるに従ってどんどん面白くなり、最後のほうは感動するシーンもある。2015/07/15

Masaaki Kawai

3
なぜ笑うのかを研究する教授とジャーナリストが世界を旅する道中記。タンザニア、日本、デンマーク、イスラエル、アマゾン、色んな所で笑いについて考えられました。そして、ハッピーな締めくくり。思ってた以上に楽しい本やった。しかし、この本を読み終わったからといっておもしろくはなりません。2015/07/21

牙魔

1
「笑い」を科学的に分析するなんて無謀では?と思いつつ。最初の米国ではスタンダップコメディとシュールギャグの研究。いかにもアメリカ。アフリカでは笑い病(ちょっと不安に)、生き物としての笑いがテーマ。日本では文化の違いによる笑いの壁を体験。北欧では宗教と笑い、パレスチナでは極限状態と笑い、アマゾンでは健康と笑い。読み終わってみるとそれぞれ納得できるオチではあった。2021/07/19

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