内容説明
食べ過ぎ、衝動買い、恋愛、そして暴力…あなたの行動は「衝動」に支配されている!衝動にあらがう「自制心」の鍛え方。
目次
命を救ってくれた衝動(マガトーク一家との約束;決して遅刻しない男;トンネルの中の少年 ほか)
無意識のゾンビ脳(思考の大部分は舞台裏でなされる;システムI―速く、直感的に;システムR―ゆっくり、整然と ほか)
衝動性と脳科学(新しい脳科学の台頭;現代のフィニアス・ゲージ;衝動性について脳損傷からわかること ほか)
発達途上の脳―ティーンエイジャーはなぜ衝動的に行動しがちなのか(幼少期の衝動;ADHD―衝動に支配されるとき;子どもの脳はどのように発達するのか ほか)
様々な感覚と衝動性(世界を理解する21の方法;嗅覚のもつ衝動的な力;第0脳神経という嗅覚 ほか)
衝動を招く視覚の力(われわれはいかにして見るのか;見る方法は学ぶ必要がある;閾下プライミングの力 ほか)
個人差がある理由―リスクをとるか否かであなたの衝動性がわかる(あなたのリスク比率を調べてみよう;リスクテーキングのスタイル;スコアの出し方 ほか)
愛の衝動―一目惚れから性衝動まで((即座に湧く欲望、徐々に募る恋心;ダーウィンが考えた恋愛の理由;愛とと情熱 ほか)
食べ過ぎの衝動―なぜダイエットできないか(ジャンクフードとジャングルでの生存競争;食べたいという欲求;衝動的な過食;生活を支えるバクテリア ほか)
衝動買い―買い物客を誘惑する手法(衝動買いの心理学;衝動買いとスーパーマーケットの台頭;世界一強力な販売マシンの中身 ほか)
模倣衝動―突発的な暴動・自殺
自制心を鍛えるには(暴動の衝動;模倣による自殺;同調圧力と自殺衝動 ほか)
著者等紹介
ルイス,デイビッド[ルイス,デイビッド] [Lewis,David]
独立系の研究機関マインドラボ・インターナショナルの創設者であり研究主幹。研究やビジネスに役立てる目的で脳の活動を分析するという先駆的な研究を行い、「ニューロマーケティングの父」と呼ばれる。衝動的行動の心理学、神経学、遺伝学研究を専門に行うインパルス・リサーチ・グループの創設メンバーでもある
得重達朗[トクシゲタツロウ]
1987年、山口県生まれ。小中高時代を兵庫県西宮市で過ごす。上智大学文学部英文学科卒業。現在は翻訳活動を行うかたわら、学習塾で子どもたちに英語の指導を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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