なぜ「つい」やってしまうのか―衝動と自制の科学

個数:
電子版価格
¥2,200
  • 電子版あり

なぜ「つい」やってしまうのか―衝動と自制の科学

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月29日 05時20分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 319p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784484151083
  • NDC分類 141.7
  • Cコード C0030

内容説明

食べ過ぎ、衝動買い、恋愛、そして暴力…あなたの行動は「衝動」に支配されている!衝動にあらがう「自制心」の鍛え方。

目次

命を救ってくれた衝動(マガトーク一家との約束;決して遅刻しない男;トンネルの中の少年 ほか)
無意識のゾンビ脳(思考の大部分は舞台裏でなされる;システムI―速く、直感的に;システムR―ゆっくり、整然と ほか)
衝動性と脳科学(新しい脳科学の台頭;現代のフィニアス・ゲージ;衝動性について脳損傷からわかること ほか)
発達途上の脳―ティーンエイジャーはなぜ衝動的に行動しがちなのか(幼少期の衝動;ADHD―衝動に支配されるとき;子どもの脳はどのように発達するのか ほか)
様々な感覚と衝動性(世界を理解する21の方法;嗅覚のもつ衝動的な力;第0脳神経という嗅覚 ほか)
衝動を招く視覚の力(われわれはいかにして見るのか;見る方法は学ぶ必要がある;閾下プライミングの力 ほか)
個人差がある理由―リスクをとるか否かであなたの衝動性がわかる(あなたのリスク比率を調べてみよう;リスクテーキングのスタイル;スコアの出し方 ほか)
愛の衝動―一目惚れから性衝動まで((即座に湧く欲望、徐々に募る恋心;ダーウィンが考えた恋愛の理由;愛とと情熱 ほか)
食べ過ぎの衝動―なぜダイエットできないか(ジャンクフードとジャングルでの生存競争;食べたいという欲求;衝動的な過食;生活を支えるバクテリア ほか)
衝動買い―買い物客を誘惑する手法(衝動買いの心理学;衝動買いとスーパーマーケットの台頭;世界一強力な販売マシンの中身 ほか)
模倣衝動―突発的な暴動・自殺
自制心を鍛えるには(暴動の衝動;模倣による自殺;同調圧力と自殺衝動 ほか)

著者等紹介

ルイス,デイビッド[ルイス,デイビッド] [Lewis,David]
独立系の研究機関マインドラボ・インターナショナルの創設者であり研究主幹。研究やビジネスに役立てる目的で脳の活動を分析するという先駆的な研究を行い、「ニューロマーケティングの父」と呼ばれる。衝動的行動の心理学、神経学、遺伝学研究を専門に行うインパルス・リサーチ・グループの創設メンバーでもある

得重達朗[トクシゲタツロウ]
1987年、山口県生まれ。小中高時代を兵庫県西宮市で過ごす。上智大学文学部英文学科卒業。現在は翻訳活動を行うかたわら、学習塾で子どもたちに英語の指導を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Koichiro Minematsu

45
衝動は誰にでも起こるが、個々の衝動はそれぞれに特徴がある。更に自制心とは限りない資源である。衝動は誘惑をもたらす刺激への原始的な快楽反応である。脳をシステムR思考からシステムI思考へと一瞬で切り替える、それが🧟‍♂️ゾンビ脳。2019/11/10

Kouro-hou

19
タイトルは軽い感じだが、中身は神経科学と心理学から解説する衝動の話がメイン。人類初期から支えてくれた超速の野生の勘、無自覚に動作し自爆もするシステムIが司る衝動とは何かを、ダイエットやら恋愛やらの事例を積み重ねて語ります。脳の外傷により容易に失われてしまう人格の話やスーパーでホイホイ物を買わされる技術なんかが具体的。最後の章でようやく語られる自制は、多少の加減はあれど脳の錯覚。しかしそれでも自制できる、自由意志はあるという虚構の上に真理は成り立ち、秩序社会を混沌から隔てる壁なのだという結論は苛烈で悲しい。2018/07/28

テツ

17
衝動と自制心について神経科学と心理学的な側面から解き明かす。いくら訓練を積み重ねたとしても自制心とはいつ如何なるときでも鋼鉄の如き頑強さを保てるような代物ではないという事実を知ることで、返って自身の衝動を食い止められやすくなる気がしました。衝動は意思の力で完全に制御できはしない。それを覚悟した上で、少しでも自制心が働きやすい日々を構築していくことだけしかできないんだろうな。衝動が生まれたときにそれを自覚し分析して客観視できる余裕さえあればコントロールできそうな気もするけれど難しいですよね。2021/06/29

たまご

14
なぜつい衝動買いしちゃうのか,なぜつい大食いしちゃうのか,なぜつい(?)単館上映映画よりハリウッド映画の方がカップル成就率が高いのか…,いろんな「つい」に関連する話が,心理学や脳科学の世界,一部人類遺伝学なんかもかかわるかな,でわかったことをもとに書かれています.操ろうとする罠はそこかしこに,意図的にも作為なくも張り巡らされている.そして,自分の脳の中にも.そこに自由意思はあるのか.あるという妄想を確信として,私たちは生きていかざるを得ないかと.2015/04/25

西嶋

11
衝動には個人差がある、空腹などの衝動が刺激された状態ではあらゆる自制心が弱まる、自制心は筋肉のように消耗する、衝動の力は時間が経つと弱まる、衝動は無意識下で起こる、究極的には衝動は意志ではコントロールできない、がコントロールできると信じる事が生きるために不可欠。2017/03/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9218867
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品