内容説明
自分の話を聞いてもらう方法、部下との付き合い方、パーティでの振る舞い方、効果的なメールの書き方、人付き合いのコツ、会議での心構え…。内気な人の才能を見出し、活かすためのワークブック登場。
目次
第1部 自分は誰か、何ができるか、何が必要かを知る方法(なぜ「内気」なのか?;「内向型人間」の強み;「内向型人間」の弱み)
第2部 プライベートと職場での成功の両方を手に入れる方法(居心地のいいプライベート空間のつくり方;職場でのふるまい方)
第3部 注目され、耳を傾けてもらうためにはどうすればいいか(人間関係を広げ、深める;交渉;スピーチ;会議)
著者等紹介
レーケン,シルビア[レーケン,シルビア] [L¨ohken,Sylvia]
「内向型人間」が家庭と職場で自己実現するための方法を説くセミナー講師、コミュニケーションコーチ。学者として、またDAAD(ドイツ学術交流会)の幹部として国内外を問わず、政治、組織・機関運営、教育、研究、経営管理、コンサルティングに関わった経験をもつ。これらの経験を活かして「内向型」のビジネスパーソンの指導に力を入れている
岡本朋子[オカモトトモコ]
ドイツ語翻訳者。大阪外国語大学外国語学部地域文化学科卒業。医薬、経済分野の産業翻訳も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
harass
48
社交的ではない内向型人間は人生でどう生きるべきか、外向型人間にはない利点、欠点から、子どもの育て方、パートナー探し、、スピーチ、会議などで失敗を避け、評価を上げるテクニックを論じる。もういい年になって自分が内向型ではないかと、いまさら自覚してこういう本を手に取った。不安が強い、柔軟性がない、気疲れする、などに対応する具体的な方法が列挙。良書。おすすめ。おそらく読書好きの人が多い読メユーザーも当てはまるのではないかと。2025/01/30
ラテちゃん
35
この本ににおける定義は『人と会って元気になる』なら外向型、『一人の時間が絶対に必要』なら内向型。当然、人によって内向型よりの外向型、外向型よりの内向型と様々なわけだが自分がどの辺りに位置するかを知ることで日々のストレスを最小限にできると言うもの。最近自宅引きこもりの傾向が高まっていて自分を責めることもあったのだが、バランスをとっていたんだと思うと納得。仕事で外向型の要素求められても内向型らしいアプローチで乗り切る方法が具体的に提示されているのもありがたい。ただ、後半は同じことの繰り返しでやや飽きた。2015/04/06
はるき
33
何に驚いたかって、外向型と内向型が半々ずついるという調査結果。え~?本当に~? 人生戦略というわけで、仕事も家庭も楽しく運営できるよう過不足なく語り尽くしています。 内向型にも、外向型にもお薦めです。2017/07/28
はるき
17
本気モード。強みも弱みも過不足なく語り尽くしてくれました。何事も悩む前に対処するが吉。2022/03/07
アイスマン
16
内向型人間には定期的に1人になる時間が必要だ。 内向型人間は慎重に深く思考して判断する為、外向型人間よりも脳回路が多くのエネルギーを消費する。 従って、計画的に1人の時間を確保し、心の充電をするのである。 加えて、内向型人間には内向型人間のコミュニケーション法がある。この為、外向型人間のコミュニケーション法の多くは実行しても徒労に終わる。 自分に合ったコミュニケーションをして、自分の強みを生かすよう意識しよう。2018/07/16