僕たちが親より豊かになるのはもう不可能なのか―各国「若者の絶望」の現場を歩く

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  • サイズ B6判/ページ数 276p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784484141039
  • NDC分類 367.6
  • Cコード C0030

内容説明

米英から日本、スペイン、中国、ブラジルまで、50人以上の「Y世代(1976‐2000年生まれ)」を徹底取材。非正規雇用、低賃金、給付減、未婚、借金、親と同居…大卒でも就職できない若者たちに「希望」はあるのか?WSJ(ウォール・ストリート・ジャーナル)の28歳記者が書いた衝撃のレポート。

目次

序章 豊かな生活の終わり
第1章 金融危機後のアメリカの若者たち
第2章 アメリカより深刻なヨーロッパ
第3章 Y世代に不利な労働市場
第4章 すでに頭脳流出は始まっている
第5章 新興国に希望は見つかるか
第6章 赤字削減か経済成長かという選択
第7章 政府予算の正しい使い道
第8章 自分の力で苦境を脱するには
終章 これからどうする?

著者等紹介

フロイモビッチ,リヴァ[フロイモビッチ,リヴァ] [Froymovich,Riva]
ジャーナリスト。両親はソ連(現在のウクライナ)出身。より良い生活を求めてアメリカに移住し、アメリカンドリームを成し遂げた。リヴァはニューヨークで育ち、ニューヨーク大学でジャーナリズムの学士号を取得。主にウォール・ストリート・ジャーナル紙やダウ・ジョーンズ・ニューズワイヤーズに執筆してきた。TV記者でもあり、フォックス・ビジネスニュース、BBC、スカイTVに出演。リーマンショックから世界恐慌、ユーロ崩壊、新興国の勃興、各国中央銀行や政府の金融政策の取材経験がある

山田美明[ヤマダヨシアキ]
英語・フランス語翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

扉のこちら側

75
2016年146冊め。結論から言うと「先進国のほとんどの『僕たち』にとっては不可能」だ。学歴に見合った仕事に就けない問題、その学歴のために費やした分を取り返せない低賃金の問題。知人には文中に出てくる人ように「半年で500通の履歴書を出して不採用になっている」人、「奨学金の返済額が数千万」という人もいる。新卒制度というものがある分まだ日本の学生の就活には救いがあると思っているのだけれど、しかし、総中流階級で生まれ育った日本の『僕たち私たち』の大多数は、親から独立した後は中流から脱落していくばかりなのだ。2016/03/04

パフちゃん@かのん変更

64
著者は28歳のジャーナリスト。著者の両親は1981年ソ連からアメリカに移住し、十年もたたないうちに中流階級の仲間入りを果たした。だが今Y世代(1976~2000生まれ)は、大学への補助金が減らされたので学生は高い教育ローンを借りて大学教育を受ける。だが、卒業後、学歴に見合うようないい職は少なく、無給のインターンシップで使い捨てにされたり非正規の短い期間の雇用しかない。製造業が賃金の安い後進国へでていくため、国内の雇用は少ない。一部の超富裕層が税制にも優遇されている。若者は結婚も子育てもマイホームも難しい。2016/04/01

yamaneko*

37
世界中で、若い世代が不況による就職難の影響をもろに受けている。学歴がないと職につけないからローンを組んで高学位を得たのに、短期の仕事にすら就けない現実。日本でも欧州みたいになる日は近いかもしれない。教育システムと社会が噛み合わない現状を早く打開しないと。。2014/04/17

5 よういち

36
1976~2000年に生まれた人たちを「Y世代」という。Y世代の人たちは、2007年のアメリカの大恐慌のあおりを食って、低賃金、不安定な雇用、高税金、政府からの保障減等の憂き目に遭い、生活に追われている。アメリカでは学歴が利益を生まず、18~24才の失業率は46%、世帯主が35歳未満の家庭の37%は純資産がゼロだという。欧州のY世代はもっと深刻で、イギリスでは100万人の若者がニートである。米政府はY世代の未来などは気にかけていない政策しかとらない。現在の混乱を招いた原因はY世代にはないはずなのに。2018/09/17

壱萬弐仟縁

26
2013年初出。 低賃金、雇用不安定、高い税金なのに、 政府保障は減る。 仕事があればまだいい(23頁)。 ヤバい社会になっている。 史上もっとも高学歴なのに職につけない世代(25頁)。 アラフォーも例外でないと思う。 非正規歴が長過ぎる。 アメリカは30年間で格差拡大(31頁~)。 1976-2000年に生れたY世代の著者。 アメリカの10年後に日本に影響、 という現象もあるので、 日本ではこれから少子化の影響も加わる。 あの勉強は何のためだったのか?(47頁) 2014/04/17

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