内容説明
リーマン・ショック、医療保険改革、ウォール街占拠デモ、ビンラディン殺害、アラブ反米デモ…再選はしたが。
目次
1 2012年、問われた選挙戦
2 空振りに終わった「チェンジ」のメッセージ
3 医療保険改革の政治的プラスマイナス
4 オバマの経済政策、その失敗の本質とは?
5 ウォール街占拠デモという「オバマ離れ」の光景
6 なぜオバマはビンラディンを殺したのか
7 「アラブの春」を巡り、揺れ動いたオバマ
8 オバマ政権の「2期目」はどうなる?
著者等紹介
冷泉彰彦[レイゼイアキヒコ]
米国ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。1959年東京都生まれ。東京大学文学部卒業、コロンビア大学大学院修了。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米し、現在はプリンストン日本語学校高等部主任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Sunsoul
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分かり易く纏まっていて非常に勉強になる。ただ、全体的に内容が浅く深く知りたい人向きではない。2014/12/01
OfuOfu2612
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大統領選が終わりしばらくたつが、改めてそれを追想しながら読んだ。4年前の熱狂はまったく感じられず、オバマの僅差の勝利にアメリカ国民の迷いやあきらめを感じ取ったが、本来持つ国民の内向きな思考と経済の低迷を見れば仕方ない面もある。厳しい視線に晒されながらも残り4年で何か大きな事を成し遂げたいという強い意志はあるのだろう。アメリカのタブーとも言われる銃規制で議論が盛り上がっているが、そのようなアンタッチャブルな話に踏み込んだ今の姿を見ると、何かを成し遂げるのではないかという期待が高まる。2013/02/03