内容説明
華やかなパリよりも、ふつうの人々のいるパリ。そんなパリの隅っこを歩くと、新しいパリの顔が見えてくる。フィガロジャポンの人気連載をまとめた『ガイドブックにないパリ案内』を全面改訂。
目次
パサージュのある街。
ボブールからマレ地区へ。
カルティエ・ラタンとサン・ジェルマン。
失われたときを求めて。
運河と下町の路地巡り。
セーヌ沿いの再開発地区と田舎の匂い。
つわものどもの夢のあと。
モンパルナス、画家たちの街。
パッシーとオトゥイユ、山の手の住宅地。
モンマルトルの丘の麓。
水辺の公園、高台の下町
著者等紹介
稲葉宏爾[イナバコウジ]
北海道生まれ。東京教育大学教育学部芸術学科構成専攻卒業。集合den代表として、1970~90年代にかけて多くの雑誌や書籍のデザイン、アート・ディレクションを手がける。1987年から、家族とともにパリ郊外に在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そばかす♪
18
パリのパッサージュとイランで徘徊したバザールとがダブって見えた。フランスは何度も行っているのに、パリをじっくりと楽しんだことが無い。とにかく旅情をくすぐられ、脳内トリップ妄想全開!この本を片手に散策したい。2014/03/18
kobito
7
ガイドブックには紹介のない路地からの写真が特にステキだった。観光客から見たエッフェル塔とパリに暮らす人々が見るエッフェル塔は違った。じっくり読めなかった部分もあるので再度読みたい。2013/04/10
オサム兄ぃ
4
「あまりに遠し」のパリ旅行に際して。リフレッシュ休暇だもの、歳とるって素敵だな! といっても物欲もお金もなく観光地巡りツアーもしんどい、「世界ふれあい街歩き」に憧れるお年頃。図書館で手にした一冊がとても参考になりました。何よりの美点はパリ在住30年の著者が実際に歩いて感じた街の味わいが紹介され、有名スポット周辺の穴場をさりげない薀蓄を込めて紹介されていること。パリの誘惑が倍加して「ここには行きたい!」と立て付箋が15カ所。数日の滞在で訪ねたのはわずかだったが楽しみ深く、再訪の夢が膨らんだのでありました。2016/10/09
さとう
1
行く前に読むガイドブックと行ったあとに読むガイドブックのどちらかでいうと圧倒的に後者。まだ私には早い本だったけど、手描きの地図って見てるだけで楽しいなあ。2016/09/24
Buecher
1
パリに行かなくちゃ。2015/03/18
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