- ホーム
- > 和書
- > ビジネス
- > 仕事の技術
- > リーダーシップ・コーチング
内容説明
ロジックにこだわる、発言がすぐにぶれる、目標を甘く見る…そんな理系人間があなたの上司になってしまったら?すべての文系に読んでほしい「理系にできること、できないこと」。
目次
第1章 鳩菅政権で露呈した「理系リーダー」の限界(繰り返し起きた「朝令暮改」の原因とは?―簡潔なロジックで世の中は動かない;「自らの限界」を理解できない理系リーダーの悲哀―「知っていること」と「自らができること」は全く異なる)
第2章 「理系リーダー」の弱さの源泉とは?(「正しいこと=ベストの解」ではない―「教科書秀才」の陥りやすい罠;目標を甘く見る「理系眼」―物事は「結果」が勝負;知識だけでは事業運営はできない―経験知を軽視するな;文系の眼を意識できないお気楽さ―「理系ムラ」から出たら社会人にならなけれないけない)
第3章 あなたの周りに「理系人間」がいたら(「理系上司」の対処法―理系とハサミは使いよう;「理系同僚」の対処法―任せることと、任せないことをはっきり分けよう;「理系部下」の対処法―「使える理系」に育てよう;「理系パートナー」の操縦法―理解しがたい人が生涯のパートナーになったら)
第4章 「その時」歴史を動かすには、どうすべきだったのか?(「鳩菅」の敗因を分析する―理系ロジックの限界をもう一度見直す;人間軽視で組織は動かせない―人の心には敏感なひだがある)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mikyao2006
2
笑える部分は多い。自分も笑われているのかも、とちょっと不安になった。2012/03/24
NEETもどき
1
ルーピー鳩山を馬鹿にするなんてとんでもない!2020/02/04
nagisa-shiosai1986
1
理系の皆さん全てがダメな訳ではないかと思うが、理系の筆者自身が決めてかかってはどうかと…。とは言うものの、さもあらんと読ませていただきました。2012/10/07
プチライス
1
理系の夫が買ってきて、理系の子どもが読んだので、文系の私も読んでみました。「理系」の「理系」たる理由は「理屈っぽいこと」、「論理=ロジック」に徹底的にこだわるところ。鳩山・菅の理系総理が「単純明快な「正解探し」」をしたが故に「自家中毒を起こして失敗に」いたった事例から、理系リーダーの限界や、有効利用?の仕方が述べられる。「何でも真っ正直に、真剣に受け止める」「物事に没頭する特性」(この特性がなければ、そもそも「理系」になっていない)というのは、その通りと思います。理系夫に理屈で勝負しない(笑)2012/08/10
kasugaitaro2011
1
硬直した考え方が染みついている。「自分の理解力に対する過信」。「正しいこと」がベストと思いこむ習性:感情よりも事実・論理を重視。自己のロジック=全体のロジックと勘違い。相手のことを考えない,軽視=無視,ゴリ押し。グレーの使い分けが下手:融通が効かない。数字はスタートが基準。性能を何%ダウンするなど数字を追う:それ故,数字に追われる厳しさを理解しない。コミュニケーションを取るとき,相手に理解してもらうことではなく,「正しいか,間違っているか?」「正確か?」に異常なまでの関心。2012/06/03