内容説明
他人に対する不満を、きちんと言葉にしていますか?「言わなくても気づいてくれるはず」と思っていませんか?口に出さないと、あなたの気持ちはわかってもらえません。勇気を出して、言いたいことを言ってみましょう。ベルクハン流なら、相手を傷つけず、相手に恨まれずに批判できます。さらに、自分が批判されたときに傷つかずにいられる方法も伝授。
目次
第1章 批判(フィードバック)する(口を閉じ、目をつぶって我慢する;不愉快なことについて話すのはいつ?;批判を口にすることの恐れ;相手を傷つけずに批判する;禁止する代わりに交渉する;神経過敏な人たちを批判するには;フィードバックの別の面―承認、賞讚、感謝)
第2章 批判(フィードバック)される(突然批判されると;感情的な批判をどうやって冷静に受け止めるか;客観的な要素が混じっているとき;批判に対する過敏な反応を避けるには;「内なる批評家」について)
著者等紹介
ベルクハン,バルバラ[ベルクハン,バルバラ][Berckhan,Barbara]
1957年生まれ。ハンブルク大学で教育学と心理学を専攻。20年以上にわたりコミュニケーションのトレーナーとして活躍している。自信を持って、人とうまく気持ちを通わせることのできるコミュニケーション術を提唱
小川捷子[オガワショウコ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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しゅわ
38
【図書館】ドイツのコミュニケーショントレーナーさんによる『ムカつく…』シリーズ第三弾です。今回は相手を傷つけず、相手に恨まれずに他人に対する不満をきちんと言葉にする方法です。さらに自分が批判されたときに傷つかずにいられる方法も教えてくれる!という夢のような!?一冊。 ともかくプライドだけが高すぎて、ちょっとでも間違いを指摘すると猛烈に反抗してくるオコチャマおじさん達を毎日相手にしているので…相手に過敏な反応をさせず、でもこちらの思い通りに改善してもらう交渉のやり方はとても勉強になりました。2014/09/05
ミエミル
12
★2.52018/04/01
ひめぴょん
7
ドイツ人コミュニケーショントレーナーの方の著書で、三冊目ということですが、私にとっては初読本です。たまたま図書館で見て、普段人間関係のストレスがあるということなのか気になってかりました。ガツンと言うというよりは、穏やかにコミュニケーションをとるという本でした。ただ吞み込み口に出さないリスクは健康を損ねるということ。文句を言うだけでなく、何か行動を起こしてその改善のために尽力できるか。→文句を言うだけの人がいます。怒りの発散ではなく、状態の改善のためには勇気が必要。人のことには立ち入らない。いつも批判を吞み2021/11/15
みかん丸かじり
6
ムカつくシリーズに興味を持ったので、読んでみた。基本的に自分に対する批判は全て受け入れて、しばらく立ち直れなくなり、しまいには体調を崩してしまう時が多々あった。でも、批判にも色々種類があり、聞き流してもいい批判があるとは思ってもみなかった。すぐには書いてある内容を全て実行することはできないけれど、建設的な批判もあるということがわかったので、少し前向きになれそう。このシリーズの1と2も読んでみたい。2014/10/03
majiro
6
そりゃ、罵り合いじゃなにも解決しないものなー。こういう時こその技術指向ということかな。しかし、売れそうなタイトル考えるなあ。2013/08/04