内容説明
大切な人に伝えていますか?あなたの気持ち。『死ぬときに後悔すること25』の著者による、満たされた死を迎えた人の共通点。
目次
第1章 死が遠くなった世界(遠き落日;死ぬときに後悔しないために ほか)
第2章 欲をどう扱うか(終末期の患者さんが教えてくれる幸せ;理解への渇望を超えて ほか)
第3章 怒りを減らし、つながるために(すべての怒りから自由になるには;怒りが生まれる場所 ほか)
第4章 「絶対」のない世界をどう生きるか(人と人との問題に絶対的な解答はあるのか;そこにマニュアルはない ほか)
第5章 後悔少なき死を(負の感情から自由になる;とらわれなく舞う桜 ほか)
著者等紹介
大津秀一[オオツシュウイチ]
1976年生まれ。茨城県出身。岐阜大学医学部卒業。緩和医療医。日本消化器病学会専門医、日本内科学会認定内科医、日本尊厳死協会リビングウィル(LW)受容協力医師、2006年度笹川医学医療研究財団ホスピス緩和ケアドクター養成コース修了。内科専門研修後、日本最年少のホスピス医(当時)として京都市左京区の日本バプテスト病院ホスピスに勤務。東京都世田谷区の入院設備のある往診クリニック(在宅療養支援診療所)を経て、2010年より東邦大学医療センター大森病院緩和ケアセンターに所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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harhy
4
死に対して小考…2023/03/26
すジャーた
1
響いた。。。幸せは自分の心の中にしかないんだ。誰でも、いつかは死んで行くんだ。当たり前のことが、当たり前に。そう思えなくなってきているのかも。揺るがない気持ちを持ってありがたいとそう日々感謝して生きていきたい。2014/10/25
にゃ
1
どう生きるかとどう死ぬかは同義なんだなと思った。気持よく死ぬには結局それまでの人生を後悔なく精一杯生きるしかない。それも自分の為だけに生きていても満足することはできず、結局どれだけ人のために尽力できたかで決まる。2011/06/30
neimu
1
「死生観」という小難しい概念はさておき、未曾有の震災で非常時となった今、改めてどのように生きていくかを考えさせられる本。後悔はしたくない、さりとて凡人には欲がある。怒りも遣り残した仕事も、「知足」の理想には届かない。それでも、今風「メメント・モリ」は医師や患者の言葉・体験を借りて擬似的に感じ取ることができなければならないほど遠いものではなく、震災でリアルに身近になった。何という皮肉、何という偶然。生きる姿勢、日々生きること、一瞬一瞬のいとおしさ、考えさせられる。2011/03/31
samurai eu
1
死生観について考えさせられた。2011/01/31