内容説明
乗務歴40年。JALで唯一すべての国際路線を飛んだ“グレートキャプテン”が教える、いつでもどこでも集中力を発揮する方法。
目次
Prologue 私の「集中力」失敗例
1 集中力とは?
2 集中力の種類
3 集中力を阻害するもの
4 集中力を発揮する方法
5 集中力を発揮する際の落とし穴
6 どうしても集中できないときは
7 集中力とその周辺力
Epilogue 「集中力」が私の人生を変えた
著者等紹介
小林宏之[コバヤシヒロユキ]
1946年、愛知県新城生まれ。68年、東京商船大学航海科を中退し、日本航空入社。81年、機長昇格。飛行技術室長、運航安全推進部長、運航本部副本部長などを歴任。2006年10月に定年退職するが、翌11月より広報部付機長となる。乗務した機種はB727、DC8、B747、DC10、B747‐400。乗務した路線は、日本航空が運航したすべての国際路線および主な国内線(すべての国際路線を飛んだ、最初で最後の機長)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
morinokazedayori
23
★★★★★日本航空で機長として数々の記録を樹立した著者による、集中力の高め方。集中力とは自己コントロールの能力なので、目的をはっきりして時間的なメリハリをつければ、短期の濃い集中力も、長期に渡る幅の広い集中力も、いくつになっても鍛えられるという。機長時代の実例を元に、分かりやすく解説。教えられることが多かった。2016/04/14
mixa59
4
集中力は、「集中するぞ」と思わねば鍛えられない.もう一つは、集中力が最近の人はないのではなく、集中力を阻害する要因が増えたため。これ読んでからは、もの書くときは、ネット回線切るようにしました。携帯メールの返信は、すぐにしないようにしました。2010/04/22
Michi
3
どこにいても集中力を発揮できる人は凄い。これは訓練次第で手に入れることができるらしい。素直に嬉しい。環境を変えるとか、他のことを考えないようにひとつのことに力を注げるような工夫をするとか。まずは寝不足をどうにかすることだなあ。2016/01/09
おもち
3
元パイロットの方が自分の経験を元に書かれているというところに魅力を感じて借りてみました。(一瞬のミスが大事故に直結するというイメージがあるので)驚くようなことは何も書かれてはなかったけれど、参考になる部分もありました。全体として読み進めやすい構成になっていたと思いました。 2013/01/24
復活!! あくびちゃん!
2
これを読むとこの著者のセミナーを聞いている気分になる内容。著者も言っている様に「当たり前のことを」言っているだけだが、一言一言に経験の裏打ちがあり、言葉が重い。特に「決断とは捨てること」「理屈では決断できません。覚悟で決断するのです。」等は秀逸。ここに書いてあることを「どれだけ」「コツコツと続けられるかどうか、それだけです。」とあるが、正にその通りであり、なかなか凡人にはできない(続かない)ことでもある。なかなか良いと思います。2010/05/26
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