内容説明
民主主義化はすべて善と信じて安住していれば、権力と市民生活のモラルは腐敗していく。民主政治の限界と理想はどこにあるのか。
目次
プロローグ 民主主義の時代
第1章 「人間の自由」を振りかえる
第2章 ねじれ、血塗られた道
第3章 民主主義の危なさ―自由主義への道
第4章 例外としてのイスラム
第5章 度がすぎたアメリカの民主主義
第6章 死に絶えた権威
著者等紹介
ザカリア,ファリード[ザカリア,ファリード][Zakaria,Fareed]
ニューズウイーク国際版編集長、コラムニスト。インド生まれ。イエール大学卒業後、ハーバード大学で博士号取得。1992年「フォーリン・アフェアーズ」の編集局長。「ニューヨークタイムズ」「ウォールストリートジャーナル」「ニューヨーカー」にも寄稿
中谷和男[ナカタニカズオ]
1936年生まれ。東京外国語大学フランス語学科卒業。NHKに入局し社会部を経て、アラブ移動特派員、ジュネーブ、パリ、ナイロビ、ソウル各支局長、アジア総局長、アラブ・アフリカ・ヨーロッパ総局長等を歴任。95年にNHKを退局し、翻訳家、文筆家として独立
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