内容説明
自分勝手で気まぐれ、神経質で癇癪持ち、偏屈で浪費家。そんな暴君に仕えた妻たちの物語。
目次
「神童」のミステリアスな妻―コンスタンツェ・モーツァルト
身分ちがいの文豪夫人―クリスチアーネ・ゲーテ=ヴルピウス
ゲルマン崇拝神殿に仕えた巫女―コジマ・ワグナー
相対性理論の知られざる功労者―ミレヴァ・アインシュタイン
奴隷からミューズへの華麗なる転身―アルマ・マーラー=ヴェルフェル
「トーマス・マン文学商会」の敏腕経営者―カチア・マン
著者等紹介
ヴァイセンシュタイナー,フリードリッヒ[ヴァイセンシュタイナー,フリードリッヒ][Weissensteiner,Friedrich]
オーストリア東部のグロースペルトルツ生まれ。歴史とイギリス文化を学び、教育学で博士号取得後、ウィーン国立ギムナジウムの校長をつとめるかたわら、著述活動に入る。現代史、ハプスブルク家を題材にした伝記で知られる
山下丈[ヤマシタタケシ]
京都大学大学院法学研究科博士課程中退。ドイツ留学。広島大学教授、東海大学教授を経て、弁護士・弁理士。上智大学外国語学部・一橋大学大学院国際企業戦略研究科非常勤講師。日本ペンクラブ会員。2004年4月より大宮法科大学院大学商法専任教授就任予定
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。