内容説明
旬に粋を感じ、旬を愛してきた日本人が生みだした季語を、わかりやすい解説と美しい写真で紹介したまったく新しい俳句の本。日本人がいつからその食材を食べていたのか、古典文学や和歌にどのように編み込まれているのかなど、文化史的な側面も解説されている。格調のある名句と現在、活躍中の精鋭俳人の句を多数掲載。実作者の立場に立った作句上のポイントや豊富な例句が魅力。
目次
新豆腐
山葡萄
刀豆
栗飯
隠元豆
小豆
甘藷
衣被
西瓜
山椒の実〔ほか〕
著者等紹介
佐川広治[サガワヒロジ]
俳人。俳誌「河」編集長。1939年秋田県生まれ。1959年角川源義に師事し、1979年より角川照子主宰、角川春樹副主宰の新生「河」の編集長。1981年「河」賞受賞。1998年より1999年12月号まで「俳句現代」(角川春樹事務所)の編集長を務める。NHK文化センター講師。俳人協会幹事。日本ペンクラブ会員
不破行雄[フワユキオ]
1954年東京生まれ。増島得男、中沢久和に師事する。フリーランスの写真家として主に出版、広告の分野で活躍。また『アサヒグラフ』『ちょっぴりゼイタクゆとり旅』など朝日新聞社出版局の写真撮影のため日本各地の取材をする。現在は『俳句朝日』『短歌朝日』(ともに朝日新聞社)の写真を撮影している。ライフワークとして、俳句を詠うように日常のさりげない光景を心象的に撮り続けている
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感想・レビュー
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