内容説明
気のおけないボーギャルソンや優雅なマダム、太っ腹な主人が待つ、あの定食屋へ。ウサギと辛子ソース、馬肉のタルタルステーキに内臓ソーセージ、もちろんクスクスや生春巻も。住所も地図もお値段もしっかりフォロー。さて、今日のお昼はどこにしようか。いついっても安心の42軒。
目次
フランスごはんの神髄を味わう10軒のレストラン(マレ地区の住民が通う「クジラの背中」―ル・ド・ド・ラ・バレーヌ;ウサギ料理は淡泊で脂肪が少ない―ムッシュー・ラパン ほか)
いつ行っても安心できる9軒の店+オーナーや店名は変わっても行きたい3軒(いい定食屋の代表といえば、まずこの店―レボショワール;5月の陽射しを受けて魚料理―ロストレア ほか)
時間をかけずに気楽なお昼を食べるなら、この12軒(今週のワインと今日の料理を組みあわせて―ラ・ローブ・エ・ル・パレ;モンマルトルのヴェトナム・カフェ―チャオ・バ・カフェ ほか)
パリならではの外国料理レストラン、8軒(ラフマニノフ音楽院のロシア食堂―ラ・カンティーヌ・リュッス;のみの市で本格ポルトガル料理―マリスケイラ・オ・ベイラオ ほか)
著者等紹介
稲葉由紀子[イナバユキコ]
1946年生まれ。東京教育大学卒業後、フリーのグラフィック・デザイナーとしてマガジンハウスの『アンアン』『クロワッサン』などの雑誌のレイアウトに従事。1987年から家族とともにフランスに住む
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感想・レビュー
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佐島楓
24
文章も写真もよい。ただ、フランス語に対応した注釈がすべての単語についていないなど、旅行者としては上級者、フランス語が多少わかる通の方向けの本かなと思った。2014/03/18
kobito
4
○○が美味しいという解説ではなく、どうして著者がこのお店が好きなのか、またお店の雰囲気も分かるような文章も多く、ランチやアラカルトの予算も書いてあって、今まで読んだ書籍の中で、行ってみたいと思うレストランが一番多かった。残念ながら書籍の発行年度が古いのですでにないお店もあって、残念。2013/04/02