内容説明
フランスの代表的詩人ポール・クローデルが駐日大使時代に魅せられた「俳句」と「どどいつ」の豊穣なる世界。西欧詩人たちの洞察を通して、東西文芸交流のすがたを見つめた佳篇。
目次
第1章 『百扇帖』―ポール・クローデルの日本短唱集
第2章 クローデルの『どどいつ』
第3章 嵐峡の雅会―冨田渓仙とポール・クローデル
第4章 俳句の影とひびき
第5章 ボヌフォワの詩と俳句論
あとがき―書誌を兼ねて
著者等紹介
芳賀徹[ハガトオル]
京都造形芸術大学学長。文学博士(比較文学比較文化)。1931年生まれ。東京大学大学院比較文学比較文化博士課程修了。東京大学名誉教授、国際日本文化研究センター名誉教授。著書に『絵画の領分』(大仏次郎賞)『平賀源内』(サントリー学芸賞)ほか多数
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