内容説明
太平洋戦争の遠因にはポルトガル人による日本人奴隷の売買があった。「種子島」から太平洋戦争にいたる知られざる歴史の深層に心理学的アプローチから鋭く迫る意欲作。
目次
第1章 ポルトガル人による日本人奴隷売買
第2章 ペリー提督の日本遠征
第3章 威嚇で締結された二つの条約
第4章 明治維新とは何であったのか
第5章 西洋になれなかった日本
第6章 拒否された日本はどう考えたか
第7章 なぜ日本は全体主義になったのか
第8章 なぜ太平洋戦争になったのか
著者等紹介
北原惇[キタハラジュン]
本名北原順男(きたはら・みちお)。1937年生まれ。1961年モンタナ大学(人類学・社会学専攻)卒業。1968年ウプサラ大学修士課程(社会学専攻)修了。1971年同大学博士課程(社会心理学専攻)修了。哲学博士。ミシガン大学、サンフランシスコ大学、ニューヨーク州立大学などで教職、研究職を経て、1997年までノーデンフェルト研究所(スウェーデン、イェーテボリ市)所長
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