消費税を検証する―「生きた経済」の中の税制改革

消費税を検証する―「生きた経済」の中の税制改革

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  • サイズ B6判/ページ数 336p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784481816541
  • NDC分類 345.1
  • Cコード C3032

内容説明

大平内閣当時の「一般消費税」構想から中曽根「売上税」、そして今次の竹下内閣の「消費税」提案に至る間、大型間接税は税制改革の主役であり続けた。筆者は、導入の必要性を認めながらも、登場して来る新税の中身には常に強い疑問や懸念が消えない、現実の「政治」の中ではスジ論の表明が不可能に近い、抜き読み型の“改革”では必ずゆがみやひずみを生じる、との立場から、今回の税制改革を検証する。

目次

第1部 「大平改革」から「竹下改革」へ(挫折の歴史をふり返る;議論になりにくい「改革」論議;戦術だけがいつも先行している;「租税体系」改革ということの意味)
第2部 「竹下改革」のもたらすもの(これは「消費」税なのか;「広く薄く」にムラが多い;所得税負担はどう変わるか;ライフサイクルの中の所得・資産課税;日本経済に何をもたらすのか)

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