内容説明
ヘッドハンティング、技術・ソフトウエアー、顧客リストなどマル秘情報の社外流出を防止する権利保護が米国で制度化されている。日本でも国際取引の国際化、労働力の流動化などに伴い、企業機密保護の問題は緊急の研究課題になっている。米国の実情を紹介しつつわが国の対応策を解説。
目次
第1章 企業機密かトレードシクーレットか
第2章 トレードシークレットの定義
第3章 発明、特許権とは
第4章 発明と比較したトレードシークレットの特徴
第5章 トレードシークレットと特許、どちらが強いか
第6章 なにがトレードシークレットか
第7章 トレードシークレットはこうして保護される
第8章 トレードシークレットの秘密性
第9章 コカコーラのトレードシークレット危うし
第10章 ケンタッキーフライドチキンはトレードシークレットで救われた
第11章 IBM日立事件はトレードシークレットの窈盗
第12章 トレードシークレットを盗まれるな
第13章 トレードシークレットを整理しよう
第14章 訴えられずに転職する方法は
第15章 プログラム保護の第三の道―トレードシークレット