内容説明
円・ドル相場の変動は、経済的要因によることはもちろん、非経済的なインパクト、たとえば、米国政府当局者や金融アナリストの発言、有力紙誌などの影響を多分に受けています。本書は、1985年のG5プラザ合意以降、87年2月のパリ合意までの円高および円の国際化の推移を中心に、詳細にわたりトレースし、その背景を明らかにします。今後の円・ドル相場の動向を掴むために、是非ご活用下さい。
目次
第1部 知っておきたい円の常識(変動相場制と円;円と国際収支の推移;円と石油価格;貿易収支と円;円高が景気に及ぼす影響;円高の産業への影響)
第2部 円と日本経済(G5直後の円;円高誘導、第二段階へ;円高の要因となったもの;円、最高値を更新;東京オフショア市場の創設;アメリカ中間選挙までの円;150円台に定着した円)
第3部 世界経済の中の円(日米金融摩擦と円レート;円・ドル委員会の動静;ユーロ円市場の拡大;本格化する円の国際化;海外資金調達の規制緩和;金融自由化と円)
円相場の行方―むすびに代えて
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