内容説明
全体は２冊の構成となっており、後編にあたる本書（下巻）では、第１部で経済学の基本的な問題を、第２部ではマクロ経済学、ミクロ経済学、経済政策、金融と財政、国際経済学の基素理論を概説し、とくに読者層が初学段階である学生諸君であることを考慮して、できるだけ平易に解説した。これから（近代）経済理論を『経済原論』などで本格的に勉学・履修しようとしている学生諸君に、そのための地ならし・準備となるよう企図したものである。
目次
第１部 経済理論の初歩（経済問題；経済の最適化理論；資本主義経済と市場―価格機構；主体的均衡と市場均衡―２財モデルによる分析；資本主義経済の欠陥と政府の役割）
第２部 近代経済学の基礎理論（ミクロ経済学；マクロ経済学；金融と財政；経済政策；国際経済学）
